【編集日誌】効果抜群だった与田監督の魔法のささやき 窮地の鈴木博が1球で岡本を併殺斬り2019年5月20日
☆…おそらく与田監督がずっと考えていた「ここぞ」のタイミングだったのでしょう。このところ、やや不安定な投球を続けていた鈴木博が2点差の9回、ソロ本塁打で1点差に迫られなお1死一、三塁とピンチを背負った場面です。 ☆…「自然と足が動いていた」という指揮官。普段は阿波野投手コーチに任せる、マウンドでのアドバイスに就任後初めて自ら赴くと、若き守護神に「やられるか抑えるか二つに一つ。思い切ってやれ」と短い言葉で励ましたのです。 ☆…するとどうでしょう。鈴木博はわずか1球で岡本を二ゴロ併殺打に打ち取りピンチ脱出。チームも借金が最多の「6」になるところを免れました。かつては星野監督に同じように背中を押された与田監督。魔法の言葉が効きました。(樹)
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