グズな人、行動が遅い人の特徴とつき合い方、心理的対処法
グズな人、行動が遅い人の特徴
とつき合い方、心理的対処法
について紹介します。
最初に、言っておきたい事は、
グズは伝染するから
要注意という事です。
行動が遅い人、
グズな人が近くにいると、
まずはイライラしてきます。
「早くやってしまえばいいのに、
何をやってるのか」
などと腹が立ってきます。
「時は金なり」という
言葉があるように、
貴重な時間を奪われる
ような気持ちになり
怒ってしまうこともあるでしょう。
ただでさえ時間に追われる
現代社会で、
行動が遅いということは
他人にとっては迷惑です。
それが心理的ストレスとなって、
かえって自分がやらなければ
ならない事を滞らせる事にもなり
結局、自分がトラブルの
発生元になるのだから、
文句の一つも言いたくなります。
こうしたグズな人、行動が遅い人
とのつき合い方、心理的対処法には
コツが必要なのです。
グズな人、行動が遅い人の特徴
怒りたくなる気持ちは分かりますが、
怒っても意味がないことを
まずは理解しましょう。
こんな母親の例を想像してください。
息子が学校に出掛ける
時間になっても、
なかなか起きてこない。
「まったくグズなんだから」
とイライラしながら、
「遅刻するわよ。早く起きてよ」
などと何度も声をかけるのだが、
それでも起きてこない。
それが、本当にギリギリの
時間になってやっと起き出してきて、
急いで着替えると
「お母さんお弁当は?」
お母さんは
「あ、まだ出来ていなかった」
となります。
グズな息子にイライラと
気を揉んでいるうちに、
自分の仕事を忘れていたのです。
職場で、デスクを隣り合
わせている同僚がグズで
仕事が遅くて、見ているだけで
イライラしてくるのですが
「○○さん、早く書類を
まとめて持ってきてくれよ。
何やってんの!」
と上司から叱られたのは、
自分の方だった、
と言った事があるのも、
これも、グズが伝染
したからでしょう。
人は他人とペースを
合わせしてしまう心理傾向があります。
だからグズな人、行動が遅い人と
一緒に行動していると
自分まで行動が遅くなる
特徴があるのです。
グズな人、行動の遅い人は天才かも
とは言え
グズな人、行動が遅い人は、
もしかしたら天才な人である
可能性があるのも事実です。
例えば発明家のエジソンは、
学生時代落ちこぼれで、
おっとりしていてボーッと
した子だったそうです。
またアインシュタインも
グズで有名で、
他の子となかなか馴染めない
落ちこぼれだったそうです。
先生からの質問もけして
すぐには答えず、
必ず躊躇していたそうです。
彼らはその代わり
空想にふけっていました。
日中も我を忘れて
白昼夢に浸る癖があったのです。
だからこそ、想像力が鍛えられ
発明、発見が出来たとのこと、
しかし、周りが見えなくなり
行動が遅かったり、
細かなミスをしたり、
日常生活では、周りの人たちは
大いに困っていたと言う
エピソードがたくさんあります。
だからこそ、
あなたの周りのグズな人行動の遅い人、
部下や同僚はイマジネーションに
優れているのかもしれません。
ただ、子供ならいざ知らず、
そのとばっちりを受けたのでは
たまったものではありません。
たしかにグズな人でも長所は
あるかもしれませんが
その人は天才でも何でもなくただ
グズグズ癖があるだけかもしれません。
しかし、一般的には
行動の遅さは周りに悪影響を
与えてしまうものです。
そうなればこちらの仕事にも
影響を及ぼしてしまいます。
グズな人、行動が遅い人の心理的対処法
自分までグズになるのを
防ぐ対処法は
まずはグズな人に
イライラしない事です。
そのためには、
こう言ったら相手には
申し訳ないですが、
「諦める」ことなのです。
グズな人、行動が遅い人を
変えようとしては行けません。
他人の行動のスピードを
あげる事は出来ません。
怒っても、怒鳴っても
イライラしたとしても、
関係性が悪くなるだけで
相手のスピードが変わる
訳ではありません。
できるのは自分自身を
変えるという事だけなのです。
グズな人に何か頼み事を
するにしても、
言葉では
「今度はちゃんと頼むね」
と言っておいて、
心のどこかでは、
「でもまあ、あまり
アテにはしないでおこう」
と考えておけば良いのです。
朝寝坊のグズな息子であれば、
放っておいて遅刻させて
しまえばいいのです。
そうして本人が気づき
態度を改めれば、
自分で変わるでしょう。
しかしそれは他人がどうこう
できる問題ではないのです。
仕事にグズな人であれば
放っておけば良いのです。
彼らとのつき合い方としては、
大事な事は頼まない事、
貸し借りを作らない事、
そうの人の言う事を信用して、
それを前提に計画を
立てるような事はしない事、
これがグズな人、行動の遅い人
とのつき合い方なのです。
言い換えれば、
ある程度距離を保って
つき合って行くという事です。
相手にペースに巻き込まれず
自分のペースをあげることに集中すれば、
そうしたイライラもなくなるでしょう。
多様な個性の中で仕事をし
コミュニケーションをして行く為には、
こうした意識的な工夫が
大切になってくるのです。
コメント
グズ
コメントありがとうございます。
全て改善次第です。
そう言いつつ相当イライラしてません?
りゅじめろ様、コメントありがとうございます。
「イライラしていません?」と指摘されギクっとしてしまった可能性も否定できません…(笑)。
嫁がグズだったら「距離を保って」=別れるしかないってことですよね。何をするにも嫁の待ち時間が発生し、自分の時間がどんどん失われていくのを体感しています。注意しても、治す気もないらしく、予定をすべて細かに伝えなかったこちらが悪いと逆ギレします。
人間に等しく与えられた時間を生かすも殺すも自分次第。特にパートナーや共同作業するときには、グズが他人の迷惑にすらなることを自覚できない嫁。
そんな嫁と結婚した自分が悪いというのであれば、別れるのが今後の人生の時間を生かすにはベターな気がしますがいかがでしょう。
じえいぎょう様、コメントありがとうございます。
距離を保つ=別れる・・というのは極端かもしれません。
相手を変えることは難しいのでじえいぎょう様ご本人の考え方を
少し切り替えてみるのはいかがでしょう?