昨年5月に63歳で亡くなった歌手の西城秀樹さんのフィルムコンサートが16日、都内で開催され、1200人が来場。徳光和夫は「西城秀樹さんが英雄であることを、皆さまと一緒に確認できた」と話した。
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昨年5月に急性心不全のため63歳で亡くなった歌手の西城秀樹さんのフィルムコンサート&写真展「HIDEKI SAIJO FILM CONCERT 2019 THE 48」が16日、東京・豊洲PITで開催された。
会場ロビーには、数々の音楽賞で獲得したトロフィーや、コンサート衣装などを展示。
場内スクリーンには1985年の東京・日本武道館公演「’85 HIDEKI SPECIAL IN BUDOKAN −for 50songs−」の映像が流され、来場ファン約1200人は全32曲の熱い歌声と力強いパフォーマンスを堪能した。
コンサート終了後にトークイベントも行われ、フリーアナウンサーの徳光和夫(78)、歌手の岩崎宏美(60)、タレントのクリス松村が出席。徳光は「私は、秀樹さんに命を助けられた1人でございます」と明かした。
徳光が急性心筋梗塞を発症した2001年は西城さんが結婚した年でもあり、「秀樹さんの結婚式の司会を約束しておりましたけども、(結婚式の)2か月前に倒れました。意識が戻った時に、西城秀樹さんの結婚式の司会はできないなと思い、お断りの電話をしましたら、『徳さん、元気な声じゃん。その元気な声で、ぜひ(司会)してくださいよ。前の日まで待ちますよ』と言われまして、この言葉が自然治癒力に結びついて、元気に回復いたしました」と感謝。
年長者の立場から「本来は、私の方が先に逝けなければいけなかったにも関わらず、秀樹さんが先に逝ったのは無念でなりませんでした」と続け、「でも、こうして1周忌の時によみがえった西城秀樹。改めて西城秀樹さんが英雄であるということを、皆さまと一緒に確認できたことが何よりでございます」と、しみじみ語った。
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