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東海第二原発が昨年11月に非常に厳しい規制委員会の審査を通り、20年の延長が認められた。
再稼働するには周辺6市村の承認が必要になる。
しかし各市村の長は「市民が決める」という逃げ腰である。市民から選ばれた長が物事を決められず、責任の一端を市民に押し付けるようなやり方しかできない者は首長になるな、と思う。
さて、その東海第二原発の住民説明会(日本原電主催)が令和元年5月16日に茨城県日立市(サンピア日立)で行われた。
はっきり言うと、こういう説明会があるのは地元市民はほとんど知らない。こういう情報を共有してよく知っているのは反原発派ぐらいである。
保守の会で私を含めて5人で参加した。もちろん我々は「再稼働」の考えである。
しかし会場内のそれは「住民説明会」ではなく「極左集会」状態であった。
この日は約100名ほどの参加で、地元ではない反原発派が多く来ていた。地元では共産党市議が何人か連れて来ていた。廊下でまとまっていた10名ほどの集団は会場内に入るとあちこちに散らばって座っていた。
たぶん原発推進は我々5名と他に数名いるかいないかで、他はみんな反原発派である。
説明会が始まると、まず司会が「ヤジなどはしないようにお願い」し「場合によっては退場願う」とも言っていた。
そういう重い空気の中で、最初は日本原電から東海第二原発の現状説明があり、その後、反対派が手ぐすね引いて待っていた質疑が始まった。
司会から「質問は地元の市民の方とさせていただきます」と言って挙手を求めた。
まず反対派が質問した。質問内容は事前に紙に書いてきた文章を長々読み上げていた。
次の反対派は「費用対効果を考えたら原発はやめるべきだ」と言った。
次は「原発は100%安全なのか?100%でなければ絶対に動かしてはいけない」というのもあった。
そして保守の会の有志が「東海第二原発で事故があった場合の健康被害」についての質問をした。この質問をしている最中に反対派から「そんな質問すんなよ」との小声が聞こえた。
その後、他の質問は全員反対派の質問で、どれもこれもどうでもいいような妄想で非科学的なくだらない質問であったが、我慢して黙って聞いていた。
それに対する日本原電の説明は理路整然としてしっかりしていた。というよりいつもの反原発派の質問に慣れている、という感じがした。
そして最後ということで私が手を上げると当てて頂いた。
ここからが本日のメインである。
私はこう切り出した。「私は今までの方々と違い、原発は早く稼働すべきだという考えです」。
すると「何言ってんだ!」というヤジが聞こえた。反原発派は自分達と違う意見は潰そうとする。たぶん彼らは私が原発反対の声を上げると思っていたのだろう。
しかしそうはいかない。
後で聞いた話だが、今までの住民説明会は4回(1回に20か所くらい)行われてきて、一度も再稼働を言った人はいなかったという。
つまり私が初めて「原発を早く動かせ」と言ったという。
「今、全国160の大小の火力発電所で日本の電力を賄っていて、1960年代に建設された50年も60年も前の火力もフル回転で燃やしているが、この状態は未来永劫続くものではなく、必ず行き詰まります。まして太陽光などの再生可能エネルギーは現実的には安定したエネルギーにはならず、結局は原発に頼らざるを得なくなる」
「先ほど100%でなければ動かすな、と言った人がいたが、そういう自分は100%の人間なのか?今まで一つのミスなく100%の仕事をしてきたのか?」
話している途中から反原発派からヤジが飛んできた。
そして近くにいたヤジばかり飛ばしていた年輩の男が「そんな話してないで早く質問しろ」と大声で食って掛かってきた。
私はマイクを持ったまま「うるさい!人が質問しているんだから黙って聞け!」と怒鳴ってやった。
するとその男は「なに?」と喧嘩腰になった。
私は「先ほど司会から、質問している時はヤジを飛ばさないように静かにするようにと言われなかったのか!」と言うと、会場内から私にどんどんヤジが飛んできた。
その場は司会が注意して収まったが、その後も私が話している間、反対派の”反発の視線”を感じた。
その後、説明会が終了して会場を出ようとすると、数名が私を囲み、その中の年配の女性が「あなた、原発関係者でしょう!」と言いがかりをつけてきた。
全く違う、と言い返してやった。
彼らはろくに確認もしないで、勝手に私を原発関係者だと決めつけて難癖をつけてきた。
するとこの女性の隣にいた男が私に体をぶつけてきた。私は逆にぶつけ返し、言いがかりをつけてくる年輩女性に詰め寄ると、その年配女性はいきなり自分から倒れた。
すると男が「お~い、突き倒したぞ」と大きな声で周囲に訴える。
「自分から倒れたんだろ」と言って相手にせずに出口から出ようとすると、違う連中が絡んできたので、保守の会の2名が怒鳴り返して、彼らは大人しくなった。
会場から出ると、今度は先ほど私が「うるさい」と怒鳴った男が絡んできた。言い返すと大人しくなったが、保守の会の2人に何か言った。その2人は逆に大声で言い返すと原電の社員が止めに入った。
今度は私に違う極左が絡んできて、「さっき女性を突き倒しただろ」と大きな声で文句をつけてきた。あまりにしつこいので逆に詰め寄ると、この男は私の顔を叩いてきた。暴力である。
そういうごたごたから駐車場に戻ると、今度は毎日新聞の記者が「取材させてください」と言ってきた。理由は「今まで住民説明会で原発賛成を言った方を始めて見たので、色々聞かせて頂きたい」と言ってきた。
・・・・・・
これが原発の住民説明会の実態である。
これでは普通の住民は誰も行かない。たとえ行っても原発賛成の声は上げられないだろう。
しかしこれこそが反原発派の目的である。
会場を反対派で固めて、原発推進派の意見はヤジや脅しで潰す、まさに暴力的言論弾圧である。
何より平身低頭している日本原電はよく我慢していると思った。
この現状、おかしくないか?
・・・・・・
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Re:無題
言ってることが全て支離滅裂。
>火力発電所の老朽化は問題だが原発の老朽化は問題ない
火力と原発を同じ基準で管理している訳がなかろうが。
原発は火力の10倍、100倍は厳しい基準で管理している。
同じ老朽化でも危険度も進行具合も全く違う。比べるのは筋違い。
>再生可能エネルギーは不安定という議論も日本以外ではあまり聞かない
ドイツが風力発電拡大のために原発を捨てて、その結果ロシアの天然ガスに頼らざるを得なくなった話を知らんのか。
あの国では原発が縮小し、更には風力発電も上手くいかずエネルギー不足も失業者も後を絶たないと言う。
再生エネルギーなぞ不安定以外の何者でもない。縮小されるべき負の産物だ。
>再稼働を主張するなら自分や孫も連れて移住してこいと言いたい
>自分は絶対に安全なところにいて原発推進では説得力があるはずがありません
頓珍漢。移住しろって主張も、安全なところにいるって考えも、何が言いたいのかさっぱりわからん。
そもそも原発そのものが他の工場や発電所に比べて非常に高い安全性を維持している。
安全なところにいるのはむしろ原発のあるところではなかろうか?
それに原発のある地域は我々の税金を使って補助金や優遇措置をあれこれもらっている立場だ。
お前が考えているほど不遇な扱いを受けてはいないし、逆に偉そうにしていい立場でもない。
むしろ、原発のある地域を腫れ物扱いしているお前の方が失礼極まりない発言をしていると自覚すべきだ。
通りすがり
2019-05-18 03:32:18
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