ブログ記事でアタリショックの事を書いたので
今回はゲーム業界でよく起こるこのネタで
北米における家庭用ゲームの売上高は1982年の時点で約32億ドル(同年末の日本円で約7520億円)
に達していたが、1985年にはわずか1億ドル(同年末の日本円で約200億円)にまで減少した。
北米の家庭用ゲーム市場は崩壊し、
ゲーム機やホビーパソコンを販売していた大手メーカーのいくつかが破産に追い込まれた。
ゲーム市場最大手であったアタリ社も崩壊、分割された。
この1983年から1985年にかけての北米家庭用ゲーム市場の崩壊をVideo game crash of 1983と呼ぶ。日本ではアタリショックと呼ばれる。
80年代後半にはヒット作の発売や新型ゲーム機の投入が相次ぎ、低迷した北米の家庭用ゲーム市場は徐々に回復していった。
1986年当時の任天堂社長の山内博の認識によると、「サードパーティによる低品質ゲームソフト(俗に言う「クソゲー」)の乱発がアタリの市場崩壊を招いた」と言う。これは後世まで業界の共通認識となっており、2010年当時の任天堂社長である岩田聡は、
80年代後半にはヒット作の発売や新型ゲーム機の投入が相次ぎ、低迷した北米の家庭用ゲーム市場は徐々に回復していった。
1986年当時の任天堂社長の山内博の認識によると、「サードパーティによる低品質ゲームソフト(俗に言う「クソゲー」)の乱発がアタリの市場崩壊を招いた」と言う。これは後世まで業界の共通認識となっており、2010年当時の任天堂社長である岩田聡は、
「粗悪なソフトが粗製濫造されたことで、お客さんからの信頼を失ってしまった」と定義している。
ここから転じて、
ハードやジャンルに関わらずゲームソフトの供給過剰や粗製濫造により、
ユーザーがゲームに対する興味を急速に失い、
市場需要および市場規模が急激に縮退する現象を「アタリショックの再来」または単に
「アタリショック」と呼ぶこともある。
Wikiより
ゲームに限らずですがブームが訪れると乱発が始まります。
スーパーマリオから始まった横スクアクションブーム
ドラゴンクエスト(Ⅱ)から始まったRPGブーム
テトリスから始まった落ち物パズルブーム
ストリートファイターから始まった格闘ゲームブーム
過去ゲーム業界でもブームはなにかしら起きています
ただこれらのブームは他にも人気シリーズが生まれ
本当に面白い物は今でもシリーズが続いている物があるので
これらは~ショックとは違います
感覚としては
ローリスクハイリターンの流れが出来上がると、皆がそこに群がって
市場崩壊が起こってしまう。
アタリショックほど壊滅的にはなっていないですけどイメージとしては
サターンの18禁(脱衣麻雀など)ゲーム
DSの脳トレ、実用ソフトブームですかね、
サターンはハードのイメージそのものが変わりましたし
脳トレ、実用ソフトは乱発されすぎてワゴンの常連でしたから
その後のブームは
モンハンから始まる狩りゲーブーム
マインクラフトのクラフトゲーム・・・マイクラ強すぎと言うか唯一、でもテラリア、キューブクリエイターなど地味に売れ続けるジャンルありPvP、PvEのバトルゲーム・・・・荒野行動からフォートナイトへ、今はフォートナイトが強い
最後のフォートナイトに関しては他の追随を許さないほどブームになっていますが
なにぶんパッケージソフトがないので(バンドルパッケージはありますが)
小売に恩恵はほぼ0ですが・・・
ただこれらのジャンルのゲーム、
「ローリスク」で作れるものではないので「乱発」はされません。
もしくは一つのタイトルが強すぎる。
なんかコメント欄でPS4のソフトが価格崩壊の事?みたいなこと書いてますが
あれはただの小売側の需要の見誤りです。
ただでさえDL販売の割合が増え、
初週で売れる数の見極めが大変になってるでその傾向が出やすい
ただでさえ大手小売ばかりになってしまい一括発注で難しいのに
小売りも一度失敗すると次は学習するのでガンダムブレイカーとフロントミッションシリーズの
発注はシビアになると思います。
やっぱりどの業界も「楽して儲ける」は衰退しかありませんよね
苦労しても儲かるとも限りませんが・・・・・
コメント
コメント一覧
チャンスを逃さまいと矢継ぎ早に……何かを犠牲にしてなければ問題ないんでしょうけどね。
発売の遅れや仕様の劣化、進化どころか退化と揶揄されたり。
それでも頑張ったが従業員の給与にも困る事になった日本一ソフトウェアもゾーンに嵌まり込んでショック状態でしょうか。
それでも有名なアナリストさんに持ち上げられてましたよね。
ほんの数ヶ月前の話ですが。
日本で一番大きいゲーム市場はスマホですが、あそこは既にハイリスクの市場です
もう片手間に作ってはヒットなんか望めません
それでもハイリターンを求めて各社が過去のIPを使ってまで「乱発」していますよ
「ローリスクじゃないから乱発されない」でしたね
すみませんでした
アタリショックの原因はクオリティーの低下によって新品中古を問わず価値が暴落したこと
重要なのは金の動きじゃなくて質の低い商品が増えることだよ
次は買わないと思われることが原因なわけで
シリーズファンが逃げるようなものを作らないことが重要
今の時代すぐに情報共有されるから当時のような極端な業界崩壊は起こらないにしても
シリーズ売上ががた落ちしてるようなメーカーは注意した方がいい
予算の回収が出来なければ次の質の低下に繋がるし未完成の販売に繋がる
逆に言えばMSみたいにスタジオ買い漁って予算くれるところがあればある程度の出来は担保されるが…
ソフトの質も一因ではありますが、ソフトの質が悪かったことだけが悪い、とは言えないと思います。
並べられている他のブームはテレビゲームという枠のなかのあるジャンルがブームになったというだけでアタリショックとはまた違います。
参入難度が高くないものがブームになれば新規参入が増え、やがて淘汰されるというのはゲームに限らず起こることですね。
粗製濫造だけで市場が崩壊したというのも実際は違います
粗製濫造だけならスマートフォンゲームでも起こっていますが成長をし続けています
当時でも今のファミ通のようなゲームをレビューし得点をつける雑誌もあり質の悪いゲームを避ける方法もありました
wikiでも英語版のが日本語版よりは詳細に書いてあります
アタリショックという言葉が出来た経緯だけを少し
1990年代初頭頃アタリと任天堂は裁判で争っていました
アタリは任天堂ゲーム機のゲームソフトを自由に作り勝手に売るために許可制ライセンスビジネスを独禁法で訴えた時に任天堂は独占の根拠としてアタリの失敗をアタリショックと呼びそのような事を起こさない為にサードメーカーのソフトを管理すると主張し認められました
市場崩壊をおこさない為に任天堂がチェックすると、ただ当時のメーカーの人によると実際にはチェックは無かったとのことです
ウィキペディアで確認できる話なのに堂々と捏造するのやめましょうよ…
追加があった
山内社長が低クォリティソフトの乱造を避けるべきとアタリショックを例に対策を促してたのはそのとおり
ただ別にアタリショックという言葉は山内社長もしくは任天堂が初の言葉じゃないでしょう
https://en.wikipedia.org/wiki/Video_game_crash_of_1983
このように日本ではアタリショックと呼ばれるとなっています
wikipediaは同じ項目でも言語を変えると書いてある事は全然違う事もよくあるので暇があると見てみると面白いかもしれません
一体何を言っているのか
アタリはアメリカの特許当局からファミコンでソフトを起動させるチップを泥棒してたから当然負けた、ただのドロボー
ドロボーがドロボーしたもので勝手にソフト作って出したという事件だよ
当時のコンピューター業界はカオスで半導体をコピーして売る事は違法ではなかったのです
それどころかゲームの海賊版すら普通に大量に売っているほどで本当に黎明期だったのです
コピーがどうとか誰も言ってないけど?
当時は特許当局から特許物を盗み出しても違法じゃなかったの?
窃盗犯無罪かあ、はじめて聞いたよ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9
当時は半導体の製造やゲームROMの製造に価値を置いて設計やゲームプログラムに大きな価値を見出していない時代でした
そのため半導体などはライセンス無しのコピー品が蔓延り海賊ゲームが大手を振って大店舗に陳列されるような有様でした
アメリカ特許庁が私企業のチップの管理をしていたのですか?特許庁がそんなサービスをしてくれるなんて初めて聞きましたが…それは本当の話ですか?
だから?
海賊版がどうとかコピーがどうとか誰もそんな話はしていないので
>>16
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%B3
当時はコピー品が違法で無いと理解してもらえましたか?
半導体の設計に著作が認められたのはなんとファミコン発売後となります
アタリショックの時代では全く保護される事がなかったのです