17日
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茨城大学の女子大学生殺害、鑑定留置のフィリピン人を起訴
15年前、茨城大学の女子大学生が殺害され、今年1月、フィリピン人の男が逮捕された事件で、水戸地検は鑑定留置を実施していた男を17日付で起訴しました。
この事件は、33歳のフィリピン人の男が当時18歳だった2004年1月、仲間2人と共謀し、茨城県阿見町付近で茨城大学の女子大学生(当時21)を連れ去り、性的暴行を加えたうえ殺害した疑いで、今年1月、逮捕されたものです。
水戸地検は男の刑事責任能力を調べるため、およそ3か月間の鑑定留置を実施していましたが、17日付で起訴したことを明らかにしました。
男は逮捕前、JNNの取材に対し、事件の前後に覚醒剤などの違法薬物を使用していたことを明らかにしていましたが、水戸地検は、男の刑事責任能力を問えると判断しました。