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2019年5月18日 紙面から
巨人打線を相手に力投するプロ初登板初先発の勝野=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)
あこがれのマウンドに立っても動じない。プロ初登板が初先発、しかも相手が巨人だったドラフト3位・勝野は6イニング3失点。あまりにも不運な先制点を許した。援護がなくプロ初黒星を喫した。だが、1軍の舞台で21歳のルーキーが十分すぎる実力を見せつけた。
祖父に連れられ、年に何度も通ったナゴヤドーム。3万3248人が見守る中でも「マウンドからの景色が気持ちいい」と落ち着いていた。初回先頭の山本を三球三振で仕留めると、続く坂本勇を四球で出すも3番・丸を二ゴロ併殺打。「このまま変えずにいけばいける」と勢いに乗った。5回まで1安打、わずか51球の省エネ投球だ。持ち味の微妙に動く速球で押した。4回の岡本への2球目にはプロ入り最速の150キロをマークしたが…。悪夢は6回だった。
先頭の投手・ヤングマンに右前打を許すと、四球も絡んだ1死満塁のピンチ。打席には4番・岡本。内角低めのスライダーで詰まらせ、ゴロに打ち取ったが、打球はまさかの三塁ベース直撃。無情にも、左翼線に転がる先制の2点適時打となった。「あれは後悔してもしょうがない。ただ、投手に打たれたのは反省して変えないといけない」と前を向いた。
因縁の相手だった。ドラフト3位で入団した右腕は春季キャンプでルーキー唯一の1軍組に抜てきされた。だが、キャンプ期間中にあった巨人との練習試合で対外試合初登板すると、主力ではない相手に1イニング2失点。3月23日に行われた巨人との2軍交流戦(ジャイアンツ)でも先発して5イニング5失点。ことごとく鼻をへし折られた。
その相手にまたしても敗れたが、2軍でフォームを修正したことは無駄ではなかった。試合後、与田監督は「初登板で素晴らしいピッチングをしてくれた。何よりも落ち着いていた」と称賛。もちろん、次回のチャンスはありそうだ。
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