十月二十七日に金沢市で開かれる「金沢マラソン２０１９」の一般ランナーの申し込みが十五日午後五時に締め切られ、優先出場者を含め、過去最多の三万三千九百九十五人がエントリーした。これまで最多だった前回を千六百九十八人上回った。

　事務局によると、抽選倍率は三・〇五倍で、三倍を超すのは初めて。抽選結果は六月中旬に発表する。

　定員は一万三千人。国外ランナーや出場権付きツアー参加者など優先出場者を除いた三万一千九百九十六人が抽選対象となる。

　同日午後五時時点で、市に五万円を寄付した県外の人が対象の「ふるさと納税ランナー枠」（定員七百人）には三百三人、寄付金を奨学金などに充てる県内向けの「チャリティランナー枠」（同三百人）には百七十七人が申し込んでいる。この二枠は先着で、六月二十八日まで申し込みを受け付けている。　（堀井聡子）