前回活動範囲と個人情報の取り扱いについてをブログに整理させて頂いてから、興味深い出来事がありました。

私が個人として参加している活動について、そこで起きた出来事を、私が所属する結社の長たる人に報告するというものです。しかも、誰にも相談せず、秘密裏にすることを求められました。

その方は、私を所属結社に通報するという脅しをかければ、なにかその方にプラスになることが起こるだろうと考えられたのかもしれません。

私は現在、結社には所属していますが、その理由は、1頁まるまる買えるため、文字が大きく掲載されている、という理由だけであって、その結社と師弟関係は存在しません。同結社の他の方は先生がいらっしゃいますが、私の選歌をしてくださっている人との関係は「大好きなお姉さまと私」という関係で、師弟という分類には入りません。

また、他の所属に関しても、上下関係を持つ場所には入っていません。仲間とワイワイやったり、別人同士がやりたいことをやるという場所にのみ参加しています。

私はものを書く者として、独立した考えを持っています。誰かの下で、命令や指示をされることは屈辱でしかありません。私はそういう人間です。


だから、その方に対してもずっとファーストネームで呼んできましたし、先生だとは思っていませんし、その下に下るなんてことは、ただの一度も考えたことがありません。年長者として、また、作品そのものが尊敬できるという点はありますが、それは対等な立場であることが大前提です。

また、私自身も、文学をやる上で、誰かの上に立って、命令をしたり、指示をするようなことはありません。当たり前のことだと思っています。

もし、所属結社に報告するようなことがあれば、どうぞなさってください。私の所属結社は、上下関係で人を見るようなところはないと信じています。また、とても風通しのよい結社で、昔、その結社を率いていた歌人に対する反論も、きちんと掲載しています。

よくよく私が所属する結社の人たちの名前を思い浮かべて頂ければ、結社の長をはじめとして、どれだけ風通しのよい場所かはご理解頂けると思います。

今回、その方が仰る、「自分への反論を載せる媒体があると思うか」(要約)というのは、その方の思い上がりだと思っています。どの新聞社だって、自社の反対意見が出れば、ある程度は載せています。私の所属する結社が、画一的且つ自動的に物事を判断するような結社だと思われているなら、むしろ侮辱されていると感じてます。

以上です。