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2019-05-16

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

「ほぼ日手帳」という「商品(コンテンツ)」は、
 とてもたくさんの会社や個人の方々の仕事が
 集まって、それが合体してつくられています。
 その関係各社ぜんぶに、お礼の挨拶に伺いたいと考えて、
 実際に少しずつ訪問させてもらったのが、
 足掛け二年、26か所への「イトイのお礼行脚」でした。

 そして昨日は、「ほぼ日手帳」に関係する人びとが、
 ひとつところに集まって、食事したり報告を聞いたり、
 おたがいの顔を見せあうというミーティングでした。
 こちらは、もう11回目になっていたそうです。
 ぼくも、そんなに続いていたとは思ってませんでした。
 飯島奈美さんに、お料理をつくっていただいて、
 それを食べながら進行するのが基本の形ですが、
 ビートルズの曲の生演奏でおなじみの
 六本木「アビーロード」を貸し切りにして
 ミーティング会場にした年もあります。

 今年は、ほぼ日手帳をつくっている仲間だけでなく、
 「こういう仕事している人と、仲間になりたいね」
 というテーマで、二人のゲストをお招きして、
 ぼくがインタビューをさせていただきました。

 ひとりは、「ほぼ日」にとっては友だちのような人、
 気仙沼「斉吉商店」の斉藤和枝さんです。
 この人の、明るく前に前に進む姿勢は、
 ぼくら、いつも見習わせていただいているのですが、
 ぜひ、手帳の仲間たちに、紹介したかったのです。
 もうひとりは、カウンター越しにしか会ったことない人。
 いま話題のラーメン店「銀座 八五」のご主人、
 松村康史さんにお声がけしたのでした。 
 短い時間ではありましたが、本気の人の声はよく届く! 
 参加していた皆川明さんなど、すぐに、
 「ぜひ、来年もこの企画をやってください」と
 言ってくれたくらいでした。
 仕事のミーティングの場に、いまの時代に、
 いい仕事をしている人たちをお呼びする。
 じぶんでそうしたかったこととは言え、
 これはおもしろいミーティングになりました。
 仕事って、さらにいい仕事を呼ぶから、おもしろいな。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
仲間にだけでなく、じぶんに期待する機会になるといいな。


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