連休明けを何とか乗り切っての金曜日。
金曜日は飲みに行くことも多いのですが、今週末にイベントが控えているので、今日は自粛。
とは言え、数少ない友達から連絡があったら、あっさり翻意してしまいそう。
お昼は、郭 政良 味仙(かく まさよし みせん)東京ニュー新橋ビル店@新橋(港区新橋二丁目)(ホームページ)へ。
ニュー新橋ビル一階、ナポリタンで有名なむさしや向かいに東京神田店、東京神田西口店に続く都内3号店(名古屋には2店)として、2019/3/1にオープン。
創業者の三代目の実弟が経営する郭 政良 味仙は、中国台湾料理味仙@名古屋市千種区今池のグループ店。
本家とグループ店でどのくらい味が違うかは不明ですが、新メニューはともかく、同一名メニューのレシピは同一と考えるのが自然ではないでしょうか。
店舗右手の券売機で食券を買うのですが、券売機の前が一段低く、券売機のお札投入口が見えづらく、親切に鏡が付いています。
メニューは台湾ラーメンが中心ですが、他のラーメンもあるし、揚げ物、ご飯物、飲み物、一通りあります。
ランチセットは4種類、大盛チャーハン唐揚セット、台湾ミンチカレー、なども用意されています。
90分飲み放題1,500円があり、ビール500円、レモンハイ450円なので、ちょい飲み(90分って『ちょい飲み』ですよね)にピッタリ。
店内に入ると、左手が厨房、厨房に面したカウンター5席、テーブルは4人掛けが4卓、通りに面した暖簾の裏にも4席ほど用意されています。
席に着いて店員さんに食券を渡し、セルフでお冷を注ぎます。
卓上には醤油、酢だげが置かれ、胡椒や辣油は見当たりませんでした。
壁には元祖台湾ラーメンの説明書きが貼り出されています。
台湾ラーメンはノーマル、ニンニク無し、アメリカン(辛さ控えめ)、イタリアン(辛さ増し)、塩があり、台湾まぜそばも。
イタリアンは別食券なので、ダブルイタリアン(アフリカン)とか出来そうですけど、もっと気になるのは塩味のイタリアン。
先に半チャーハン350円。
中華料理店でラーメンを食べるときは、少なくとも餃子かチャーハンを付けることにしています(したい)。
しっとりとパラパラと中間、半パラの仕上がりで、中華料理店ならではのバランス感覚的な美味しさ。
チャーハンを半分ほど食べたところで台湾ラーメン800円、イタリアン100円。
本物(?)の台湾ラーメンを久しく食べていませんが、タレや辛味がスープに沈んでいて、食べる前に全体をかき混ぜるんでしたっけ?
かき混ぜて飲んでみると、スープの味が分からないほど辛く、辛さを構えていなかったので、かなり効きました。
スープのベースは鶏ガラ、挽肉とニラと唐辛子とともに煮立ててあって、美味しいって言えば美味しいけど、クセになったり、毎日食べたいって事はありません。
細麺は短尺で啜りやすく食べやすく、これは器が小さいのも関係しているでしょう。
トッピングは特に無いので、淡々と辛い辛い旨い辛いと食べ、途中々々チャーハンを食べます。
食べ終わってご馳走様と席を立つと、店員さんからプレスケア(試供品三粒)を渡されます。
スルッと食べてご馳走様でした。
営業していない飲食店の店名を書くと、万一検索で辿り着いた場合にがっかりすると思って、これまでは敢えて書いていませんでしたが。
辛道の極み おがた、GW明けには営業再開と張り紙がありましたが、未だGW明けず。
一日も早く、ラーメンを食べたいです。
夜は、せい家梅ヶ丘店@梅ヶ丘(世田谷区梅ヶ丘)(ホームページ)へ。
せい家は東京23店、神奈川、埼玉、千葉、大阪と展開するトンコツ鶏ガラスープのラーメンチェーン店です。
比較的低価格路線のラーメンを安定して提供されている印象、数店舗に訪問したことがあります。
せい家は各店舗で「店舗限定メニュー」を販売されています。
限定メニューと言ってもビックリするようなトッピングを乗せたり、世の流行に乗っかったりするわけじゃなくて。
1日10食限定とあったので、店員さんに訊いたら残っているとのこと。
空いていたカウンター席に座って口頭注文後会計、家系お好みを訊かれ忘れました。
店内は厨房に向いたカウンター7席、6人掛けテーブル、計13席。
卓上には辣油、酢、醤油、七味唐辛子、胡椒、ショタガ、トウバンジャン、にんにく。
お客さんは先客5人後客6人と、多くの飲食店が軒を連ねる立地であっても、とても繁盛しています。
程なくして玉ねぎラーメン650円、1日10食限定。
スタンダードのラーメン540円に、刻み玉ねぎとなるとをトッピングしたメニューです。
スープは家系ラーメンスープそのもの、店内炊きですが、鶏ガラを多く炊き出していて、甘めの味付けはとても食べやすい味わい。
平打ち太麺はやや固め仕上げ、ああ、いまから麺柔らかめは間に合わないか。
トッピングは大きな肩ロースチャーシュー、板海苔三枚、茹でほうれん草、そして大量の刻み玉ねぎ。
刻み玉ねぎは初めは固めの食感が楽しめるだけですが、途中から熱せられたのか、柔らかく甘くなってきて、とても美味しい。
麺を三分の二ほど食べたら味変、今日はおろしニンニクと豆板醤にしてみました。
食べるにつれてボヤっとしてきた味の輪郭が、二つの辛みでくっきりしてきます。
スルッと食べてご馳走様でした。
その後、祖師ヶ谷大蔵駅へ、駅から南へ10分ほど歩いて、パスタ&ラーメンg麺@祖師ヶ谷大蔵(世田谷区砧)へ。
2019/5/2オープン。店主さんは下北沢のバーテンダーからの転身。
店名の「g」は後藤店主さんのgであり、ジジイのgでもあります。
店内は入口からカウンターまでバリアフリー、入口近くにはケアスロープが用意されています。
厨房を囲むカウンター9席のいずれにも車椅子で楽に行き来できる広さを確保されています。
なんだけど、券売機による食券制であり、券売機は店内右手奥に置かれていて、ちょっと行きにくそう。
口頭注文の対応は未確認ですが、パウチメニューは見当たらず、この辺りは徐々に改善していくのでしょう。
メニューはしょうゆラーメン730円、塩ラーメン750円、生パスタミートソース970円。
つまみ系料理、ビール、赤ワイン、オールドパー。
店主さんがバーテンダー出身ですからスコッチとかバーボンとか用意したい気持ちはよく分かるけど、ラーメン屋で12年物のスコッチを傾けるお客さん、ちょっと想像できません。
お馴染みさんに「ウィスキーはお好きですか」と勧める方が良さげですが、余計なお世話ですね。
店内は終始貸切状態、食券を渡してお冷を飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
卓上に調味料は用意されていませんが、言えばミックスペッパーを出して下さいます。
麺茹でを店主さんが、盛り付け、配膳を息子さんと思われる男性店員さんが担当されています。
少し待ってしょうゆラーメン730円。
スープは丸鶏清湯と鰹節出汁のブレンド、かなりあっさりした仕上がり、醤油たれは色付け程度に感じ、私の舌では何も分かりません。
三河屋製麺の細麺は柔らか仕上げ、早めに食べないと伸びてしまいそうです。
トッピングは厚みのあるチャーシューが2枚、タケノコ、板海苔、半身の茹で玉子。
各々の食材が美味しいので、全体としても不味くはありませんが、食は好み、ラーメンは嗜好性が高いですから。
スルッと食べてご馳走様でした。
ふらわさんはいつも調理器具が水に馴染んでいないとか書いてませんか?その理論からいうと、レシピが同じでも店が違えば味が違って当然ですね。これは矛盾では?
> これは矛盾では?
何も分かっていない人は黙っていてください。