芸能界きってのおしどり夫婦、俳優の中尾彬(76)と池波志乃(64)が15日、東京・豊洲のアヴァンセリアン東京でパロマの新ビルトインコンロ「アバンセ」発表会に登場した。
12日に95歳で亡くなった女優の京マチ子さんとは「50年近く前にNHKで1本(ドラマ共演を)やってる。当時の私は新人であちらは大スターだったからすごく緊張した」と振り返った中尾。「大正・昭和と活躍した女優はいっぱいいるが京さんはナンバーワン、日本を代表する女優でしょうね。すごみのある芝居は国際的な女優といわれるだけあって、堂々としていて貫禄があった」と、戦後の銀幕を彩り世界へとけん引していった大女優の足跡をたたえた。
池波は共演経験はないが「『羅生門』の正面切ったドキッとするすごみ、妖艶さ、りりしさは圧倒されましたね」。中尾は「一度、NHKの近くでそばをごちそうになったが、年をとってもしわがなく、おきれいでしたよ」としのんだ。
イベントでは料理上手な池波がアバンセを実体験し「フラットだから掃除が楽。点火消火も触れるだけ。でも、いざというときのセンサーもあるから終活中の私たちにはぴったり」と絶賛。池波に肉じゃがを「あーん」された中尾は「70過ぎてこれやったら介護だよ」と苦笑いした。