1-2

 家に着くと、母の車が停まっていた。


 そうは腕時計に目をやった。帰路ですこしのんびりしすぎたようだ。


 母は台所で夕食の仕度をしていた。彼女の職場はここから10kmほど離れた津久見つくみ坂本さかもとのホームセンターだ。


 蒼の住む富士谷ふじやちょうは彼が小学生の頃、津久見市と合併した。だが中心市街は遠く、彼としてはすぐとなりの山梨県くれざわ市や、電車一本で行ける東京都横山台よこやまだい市の方になじみがある。


 台所から母が顔を出した。肩につくあたりで切りそろえられた髪は白髪染めで茶色い。


「また走ってきたの?」


 服装を見ればわかることなので蒼は答えず、2階にあがった。


 ダンベルを使って筋トレをする。今日はだ。


 みっちりやってまた汗をかいた。プロテインをるため、階下に移動する。


 台所でシェイカーに牛乳を注いでいると、母がのぞきこんできた。


「そんなの飲んだら夕ご飯食べられなくなるでしょ」


「筋トレしてすぐが一番効くから」


 蒼はシェイカーをよく振ってプロテインの粉末を溶かしてから一息に飲みほした。ネット上のレビューでは「安いが不味まずい」といわれているブランドのものだったが、あまり気にならない。むしろ美味おいしく感じた。タンパク質がかたまりで入っているという単純さがいい。服でもそうだ。余計な飾りなどなく、透湿性とうしつせい速乾性そっかんせいといった機能性のきだしになった服が彼は好きだった。


 夕食時には父も帰ってきた。彼は東京の会社に電車で通っている。


 食卓に出されたサンマの塩焼きを蒼は頭からかじった。魚の頭には栄養があるとどこかで読んだ気がする。


「蒼、三者面談いつだって?」


「忘れた」


 蒼はサンマの骨をかじった。


「ちゃんとしてよね。私、休み取らなきゃいけないんだから」


 母がけんしわを寄せていう。「そもそも大学どこにするか決めたの?」


「別にどこでもいいんだけど」


 蒼は答えた。再来年の春、大学生になっている自分も、さらにその4年後、大学を卒業して社会人になっている自分も想像できない。


「あんたそんなこといって、高校も近いからって適当に決めちゃったじゃないの。大学はそういうのやめなさいよ。陸上部でもないのに毎日走ってばっかで……いったい何がしたいの」


 母が声を荒らげる。中3のときも進路のことでけんをしたものだった。


「何かやりたいこととか将来の夢とかないのか」


 父が2本目の缶ビールを開けながらいう。日焼けの染みついた肌がそれとはちがう赤さに染まっている。


 蒼はかぶりを振った。


「別にない」


「まわりの子は? 友達とそういう話したりしないのか」


「みんな大学行ったら遊びたいとか一人暮らししたいとかいってる」


 蒼は食卓を見渡した。スウェットパンツのポケットからピルケースを取りだす。それを母がとがめた。


「何それ」


「マルチビタミン。今日は野菜足りないから」


 彼の答えに母がテーブルを叩いた。


「あんたはいちいちそうやって! 文句があるなら食うな!」


「いや、文句があるわけじゃないよ。あったら食ってねえし」


 席を立ち、階段に向かう。


「あんたなんか大学にも行かなくていい! 授業料の無駄だ!」


 2階にあがる途中で母の怒鳴り声を聞いた。彼女が短気なのはむかしからだ。


 自室に入り、机に向かう。かばんから英語の教科書とノートを取りだし、宿題をやろうとするが、どうもその気になれない。いつでも冷静でいたいと思うが、ああ怒鳴られるとそうもいかなかった。


 やりたいことだとか夢だとか、軽々しく口にする者のことを彼は軽蔑けいべつしていた。誰もが夢を持って当然、といった風潮にはうんざりしている。小中学校の卒業アルバムでもそんなことを書かされたが、毎度ふざけて回答してやった。


 大学に行くということに憧れはない。同級生たちがいうような遊びにも一人暮らしにも興味がなかった。ただ走れればいい。


 彼は立ちあがり、ベッドに飛びこんだ。


 夢を持つことが悪いことでないとは理解している。それはきっと山道を走っているとき、脚はパンパンで息は切れ、もう限界だと感じながら脳裏に描く、頂上の光景のようなものなのだろう。いつか自分にもそんなものが見つかるのだろうか。


 疲れが熱になって体の内で甘く燃えた。彼はそれにあらがうこともせず、目を閉じた。




 肌寒さに目をさました。


 部屋の電気がいていて窓の外はわずかに青い。壁の時計が5時を示している。


 体中が痛かった。筋肉痛とはちがう。骨と肉の間に針を刺されているかのようだ。


 肌寒いのに顔は熱い。吐く息もなんだか熱く、鼻の奥が乾いて痛い。


 首筋に手をやると、ざらりとした感触があった。


 てのひらを顔の前にかざす。黒い砂のようなものが付着していた。


 ぎょっとして蒼は起きあがった。シーツの上に砂が散らばっている。Tシャツとスウェットを脱ぐと砂が落ちてぱらぱらと音を立てた。背中に砂が張りついている。


 彼は昨夜のことを思いだそうとした。夕食後、ベッドで横になってそのまま眠ってしまった。風呂には入らなかった。夕方、山で走った――そのときについた砂か。だが途中で転んだりしてないし、地面に座ってもいない。


 ボクサーブリーフ1枚になって砂をこすりおとした。部屋を出て階段をおりる。頭が痛い。体が重い。


 洗面所の棚から体温計を出してわきに挟んだ。計測結果――37度1分。


 物心ついてから熱を出した記憶がない。こういうときはどうすればいいのか。


 救急箱をさぐっていると、テレビでCMをしている頭痛薬が見つかった。パッケージの文章によるとねつ作用もあるらしい。1回2錠。水道の水でみくだす。水が冷たくておいしいのでもう1杯飲んだ。


 シャワーを浴びて汗を流す。体を洗ってもまだ砂が肌に残っているような気がした。


 部屋にもどり、シーツの砂を窓の外ではたきおとす。


 机の上で教科書が開いたままになっていた。時間に余裕があるので宿題をやる。いつもより集中してできた。早起きしたためか、熱がいい方に作用したのか。薬が効いてきたようで、体が楽になってきたように感じる。


 階下で両親の起きている気配があった。蒼は朝食を想像してみた。食欲はいてこなかった。


 下におりて居間に行く。


「朝メシいらない」


 台所に向かって呼びかけるが、返事はない。母はまだ昨日のことで怒っているようだ。


 食卓では父がテレビのニュースを観ていた。


「どうした。調子悪いのか」


「熱がある」


 蒼は父のとなりに腰をおろした。


「風邪引いたのか。めずらしいな。病院行くか?」


「いや、いい。さっき薬呑んだから」


「学校は?」


「たぶん行ける」


 蒼はエナジージェルのパッケージを引きちぎり、口をつけて吸った。1本38gで90kcal。エナジーバーもかじる。ストロベリー味。これは55gで215kcal。ねっとりした食感で、いかにも効きそうだ。腹は膨れないが昼まで持つだろう。


「おい蒼、これ観ろ」


 父がテレビを指差した。


「マダニによる感染症拡がる」というテロップが表示されている。


 西日本で見られたマダニによる感染症が東京近郊でも発生しているというニュースだった。人気のたかさんでもダニにまれて感染した者がいるという。昨日は都内に住む70歳と67歳の夫婦が重症じゅうしょう熱性ねつせいけっしょうばんげんしょうしょう候群こうぐんにかかって入院した。


 蒼は昨日しゃさんの頂上で会った男女を連想した。


 父が蒼の顔を見る。


「おまえの熱、これなんじゃないのか」


「でも潜伏期があるっていってるし……」


「毎日山に行ってるんだから気をつけなきゃ駄目だぞ」


草叢くさむらに入んなきゃだいじょうぶらしいよ。俺、道から出ないし」


 いってから蒼は昨日のことを思いだした。


 木の枝にひっかかっていた布――あれに近づいたとき、やぶの中をとおった。いつもとちがうことといえばそれだ。


 あのときダニに嚙まれたのか。シーツに散らばっていた砂のようなものは、ひょっとしてダニの死骸か――想像したら全身に鳥肌が立った。


 微熱はあったが、学校を休むほどではなかった。皆勤賞にこだわるわけではないが、ずっと続けてきたことを途切れさせるというのも気持ちが悪い。


 外は気温が低かった。熱で火照ほてった顔に風がこころよい。


 蒼の通うのは富士谷駅のひとつとなり、暮野沢駅にある恵成けいせい学園高校だ。


 朝のホームルームがはじまる前、同級生としゃべっていると、口がまわらなくなった。頭がぼんやりする。また熱があがってきたのか。


 蒼は机にひじを突き、手で顔をおおった。


「だいじょうぶ?」


 耳元で声がして、彼は顔をあげた。


 同じクラスの若宮わかみやみもりが腰をかがめて彼の顔をのぞきこもうとしていた。


「あ、いや……ちょっと熱出て……」


 彼女の顔があまりに近かったので、彼はあわてて体を起こした。


 みもりは明るい性格と、童顔に似合わぬ大きな胸で全校の男子に人気があった。彼女がマネージャーをしているおかげで男子バスケ部は新入部員が例年の3倍だったという。


「ちょっとせてね」


 彼女は手を彼の首筋に当てた。細い指が襟足えりあしに分けいり、柔らかいてのひら喉仏のどぼとけを押す。彼は息が苦しくなるのを感じた。目を合わせるのが恥ずかしく、彼女の頭のうしろで揺れるポニーテールを見つめる。


「微熱だね。せきや鼻水は?」


「ない」


「吐き気や下痢げりは?」


「それもない」


節々ふしぶしが痛んだりする?」


「節々っていうか、筋肉痛みたいな感じ」


「う~ん」


 みもりは眉間に皺を寄せ、唇をとがらせた。「風邪かな。インフルエンザにしては熱が低い」


「一応薬呑んだんだ。解熱剤」


「いつ?」


「朝の5時くらい」


「だったら次は6時間空けてね。できれば空腹時は避けて、昼ごはんのあとがいいよ」


「さすが看護師」


 蒼がいうと、みもりはわずかにほほえんで机のそばから去った。


 彼女は大学で勉強して看護師になるのが夢だという。バスケ部のマネージャーもその準備としてやっている。


 蒼はみもりの触れた首筋に掌を当てた。彼女の冷たい手が体の不快感を拭いさってくれたようだった。


 友人たちがおしゃべりを中断し、ニヤニヤ笑いながら彼を見ている。


「何だよ」


 蒼は彼らをにらみつける。「仕方ないだろ、病人なんだから」


 そういって彼は顔をゆがめ、ことさらに苦しげな表情を作ってみせた。




 日中は熱がさがったように感じていたが、夜になるとまた苦しくなった。


 蒼はいつもより早くベッドに入った。


 夜中、また目をさましてしまう。暗く重苦しい夢を見た。


 全身が激しく震える。歯の根が合わないとはこのことだ。


 ひどく寒いのに、同時に暑い。頭が割れそうに痛かった。


 蒼はベッドから起きあがった。ふらつきながら部屋を出て階段をおりる。


 昼間呑んだ薬が全然効いていない。1回2錠なんて生ぬるいことをいってないで、4錠くらい呑んでやろう――そんなことを考えて洗面所に入ろうとしたところで、胸の奥からこみあげてくるものがあった。


 彼はトイレに駆けこんだ。便器のふたをあげるのももどかしく、ひざまずいて胃の中のものをぶちまける。獣のようなうなり声が出た。


 何も出なくなるまで吐いて水を流すと、また吐き気に襲われる。今度は酸っぱい液体しか出なかった。


「蒼、だいじょうぶ?」


 トイレの入り口に母が立っていた。


「……うん、たぶん」


 蒼は壁に寄りかかって座りこんだ。


 母の差しだすコップを受けとり、水を飲む。胃から逆流したものでけばだった食道が冷たい水によってなだらかになっていくと思った。


 冷たい手が首筋に当てられる。


「ちょっと……何これ」


 母が表情をくもらせる。掌にあの黒い砂がついていた。


「わかんない。昨日からある」


 蒼は残った水でうがいをして便器の中に吐きだした。母は掌の砂を便器に払いおとして流した。


 2階から運んできてもらった毛布にくるまって蒼は居間のソファに寝た。


 震えが止まらない。吐いたときにかいた汗でTシャツが濡れ、肌に冷たく張りついている。


「もうからだ。新しいの買ってこないと」


 母が解熱剤の箱をテーブルに置いた。残った最後の2錠を蒼は呑んだ。胃の中が空っぽなせいで、すぐに効きそうな気がする。


「明日は学校休みなさい」


 そういってから母はふりかえり、壁の時計を見た。「あ、もうか」


「もう寝ていいよ。ひとりでだいじょうぶだから」


 蒼はクッションに顔を埋めながらいった。母はしきりに目をこすっていた。


 居間を出ていく母に蒼は「電気点けたままにして」と頼んだ。子供みたいだったが、暗くなるとまたあの吐き気と震えが襲ってきそうな気がして怖かった。


 寝室やトイレとはちがってこの居間には健康な空気が漂っていると感じる。だからすこし安心して眠れた。


 朝になると両親が起きだしてきた。ふたりの出勤の仕度を蒼は横になったまま眺めた。


「蒼、体温測っとけ」


 父が体温計を持ってきた。蒼は体を起こし、それをわきの下に挟んだ。


「あれっ、これもうないのか」


 テーブルの上にあった薬の箱を父が手に取り、中をさぐった。


「ごめん。全部呑んじゃった」


 蒼はソファの背もたれに頭を預けながらいった。


 母が台所から顔を出す。


「調子悪いの?」


「うん。ちょっとだるい。蒼にうつされたかなあ」


 父はソファに腰をおろした。毛布のすそを踏まれる。


「おまえが赤ん坊のころはよく風邪をうつされたよ。コンコン咳してるのを抱っこしてて、うつされるかもなあって思ってたら、やっぱり次の日熱が出た」


 蒼は黙って聞いていた。物心つく前の話なので、謝るのも変な気がする。


 体温計が鳴った。腋の下から抜きとる。38度5分。


「何度だった?」


 父にいわれて体温計を手渡す。液晶の表示を見て彼が眉根を寄せた。


「これは……ずいぶん高いなあ。やっぱりインフルエンザじゃないのか?」


 蒼はみもりにたずねられたことを思いだした。咳も鼻水も下痢もない。昨日まであった体の痛みは消えた。いまあるのは熱と頭痛だけだ。かんした経験はないが、インフルエンザとはちがうように思える。


 味噌みそしるの匂いが漂ってきた。また吐き気がもどってきそうで彼は毛布をかぶり、横になった。


 両親が仕事に行ってから家を出た。駅前の診療所は9時からだという。


 寝巻のTシャツだけかえて上にコートを着た。


 体が重かった。道路を行くのは蒼ひとりだけで、急に症状が悪化して倒れたとしても助けてくれる人は現れそうにない。


 山は常緑樹の緑とぞうの赤に染めわけられていた。赤などという刺激的な色が光景の大きな部分を占めているという事実は、よく考えてみれば異常だ。もし自分がいまはじめて地球に来た人間なら、高熱が見せた幻覚とかんちがいするだろうと蒼は思った。


 トンネルはいつもより長くて、昨夜見た悪夢のようだった。にじむ涙にオレンジ色の照明がに砕けた。


 診療所の敷地内には人だかりができていた。


 蒼は驚きのあまり、入口の前で立ちつくした。


 引き戸の隙間から屋内を見ると、そこも人でいっぱいだ。


 診療所は平屋の小さな建物で、それほどたくさんの人を収容できるわけではないが、それでも患者が入りきらないというのは考えられない。


 中から看護師が出てくると、数人が取りかこみ、すがりつくようにして何かを訴える。それ以外の者は立っていられずに地面に座りこんでいる。


 蒼は近くで大事故でもあったのかと思った。


上原うえはらくん?」


 背後から呼ばれて彼はふりかえった。


 中年の女性が高校生くらいの男子の腕を引いていた。男子の顔に見おぼえがある。中学校で同じクラスだったあおだ。彼はマスクをしてうつろな目で診療所の方を見ていた。


「上原くんも?」


 女性にたずねられ、蒼は何がなのかわからぬままにうなずいた。


「診療所、午前中はもういっぱいだって。うちの子が外で待ってるのつらいっていうから、私たちは家に帰るわ」


「どうなってるんですか、これ」


 蒼は診療所の方をふりかえった。


「わからない。みんな急に熱が出たみたい。看護師さんの話じゃ、インフルエンザとはちがうみたいだけど」


 青田の母は向かいにある駐車場へと息子をひっぱっていった。蒼は彼の下の名前を思いだせなかった。中学時代、あまり話したことがない。東京の高校に行ったということはぼんやりおぼえている。


 蒼は診療所の外壁に寄りかかって座りこんでいる者たちを眺めた。高齢者が多い。あごをあげてあえぐように呼吸している。夜中に起きてトイレで吐いたときには彼もこんな感じだったろう。


 いま、彼はちがった。しっかりとその場に立っていた。息を吸うと冷たくて、鼻の奥にじんとみる。


 きびすを返し、歩きだす。踏切を越え、駅前に向かった。


 富士谷駅と向かいあうかっこうで薬局がある。そこも混雑していたが、処方薬ではないということで先に会計をしてもらえた。解熱剤を買って家路につく。


 家に帰ってテレビを点けた。病気が蔓延まんえんしているというようなニュースはやっていない。診療所の光景は蒼にとって衝撃的だったのだが、世間にとっては小さな町の小さな話題でしかないということだろうか。


 ヨーグルトを食べてから買ってきた薬を呑んだ。


 特に興味はないがテレビを点けっぱなしにする。静かだと気が滅入めいっていけない。


 スマホが自室に置きっぱなしなのを思いだした。きっと同級生からLYNEのメッセージがたくさん来ていることだろう。彼はなぜだかそれを見に行く気になれなかった。


 窓の外は天気がいい。走りたかった。午前中の空気を切り裂いて、人気のない山道を一息に、さっぱりとした汗に濡れて駆けぬけたい。最後に走ったとき、自分がこうして健康を害して寝ている姿など想像もしなかった。


 あれが最後のランになるのかもしれない――めずらしく病気にかかって心が弱っている彼はそんなことを思った。


 寝たり起きたりをくりかえしている内、夕方になり母が帰ってきた。蒼のためにおかゆを作ってくれる。


 父もいつもより早く帰宅した。


「ちょっと熱があがってきてるみたいだ」


「実は私も何だかだるくて」


 ふたりのいうのが自分のせいであるように思えて、蒼はお粥をすこしだけ食べると自室に退散した。

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