沖縄の高校生、火災から少女を救出

　男子生徒がお手柄です。埼玉県越谷市で起きた住宅火災で、２階に取り残された少女を救出したのは沖縄の高校生でした。

　２階の窓から助け出される１人の少女。壁にのぼって受け止めているのは、沖縄の那覇高校３年・玉城弘次廊さんです。先月３０日、埼玉県越谷市にある住宅から火が出て、１６歳の少女が２階に取り残されました。そこに駆け付けたのが、知人のいる埼玉を訪れていた玉城さんだったのです。

　「（少女が）パニックになっていて、冷静じゃないなと思ったので、『お兄ちゃん来たから大丈夫だよ』みたいな感じで優しく言って、話をして落ち着かせて（救助した）」（那覇高３年 玉城弘次廊さん）

　玉城さんは雨どいをつたって２階にあがり、少女を救出しました。

　「（Ｑ．将来の夢は？）消火活動を終えて、そういう仕事も格好いいなと思うようになりました」（那覇高３年 玉城弘次廊さん）

　玉城さんには、今月２４日に越谷市長から感謝状が贈られます。（15日19:25） JNN/TBS