個人情報の漏えいについて(お詫び)
[2019年5月9日]
個人情報の漏えいについて(お詫び)
障害福祉課におきまして、障害者1名分の障害者手帳の写しをファクシミリの誤送信により、漏えいするという事象が生じました。
障害福祉課の職員が障害者の電話申込み手続きに必要とされる障害者手帳の写しを、ファクシミリで送信しました。その直前にファクシミリの別の送信記録の確認作業をしていた際に、グループ登録をしていた市登録要約筆記者を送信先として指定する操作を誤って行っていました。その後、送信先のリセット操作を行うことなく別の職員が送信先が入力されていると気づかずに本来のファクシミリの送信先を入力したため、本来の送信先に加えてグループ登録をしていた市登録要約筆記者にも同時に送信しました。
本件は、ファクシミリでの個人情報の送信は原則禁止であるにもかかわらず、送信したために起こった個人情報の漏えいで、このような事態を招いたことは誠に遺憾であり、関係者の皆様方には深くお詫び申し上げます。
今後は、再発防止に向け、改めて職員に個人情報の厳正な取扱いについて指導を徹底し、市民の皆様からの信頼を一日も早く回復するよう努めてまいります。
漏えいした個人情報が入った文書の内容
障害者1名分の身体障害者手帳の写し(A4判)。障害者の顔写真と住所、氏名、障害等級、生年月日、手帳交付年月日、障害名等が記載されていました。
対応
5月7日(火)15時20分頃に、1箇所に送信したはずのファクシミリが複数箇所に送信していたことから誤送信に気づき、送信履歴から市登録要約筆記者12名の自宅に誤送信していることが分かりました。直ちに職員が各要約筆記者に電話等で連絡するとともに、16時頃に、所属長に誤送信について報告し、所属長が当該障害者の自宅を訪問し、経過説明と謝罪を行いました。並行して、誤送信した12名全てに連絡を行い、そのうち8箇所は市が文書を回収し、3箇所は市登録要約筆記者が文書の出力前にファクシミリのデータを消去しました。残り1箇所は連絡がついており、後日文書を回収予定です。
再発防止策
ファクシミリでの個人情報の送信については原則禁止であることを改めて徹底します。また、送信先の誤選択を防ぐために、送信先の入力前に一旦リセット操作を行うなど対策を講じます。
職員に対しては、これまでから職員一人ひとりの意識改革を図ってきましたが、改めて早急に職場会議を行い、個人情報保護マニュアルの遵守を周知徹底します。