VBAでDOSコマンドを実行する方法はだいぶ以前に書いたが、VBScriptで実行する方法は書き忘れていたようなので今更ながら覚書。
VBAでDOSコマンドを実行する方法と全くかわらないが、”VBScript”で検索すると引っかからないので覚書しておく。
以下サンプルプログラムと簡単な構文説明。
この記事の目次 [非表示]
VBScriptでDOSのコマンドを実行する際の構文
VBScriptでDOSのコマンドを実行する際の構文は以下のとおり
実行時のWindowsサイズの指定について
ウィンドウサイズの指定は、コマンド実行時のウィンドウサイズを数値で指定する。
指定できる値 | 実行時のウィンドウサイズ(状態) |
---|---|
0 | 非表示 |
1 | 通常ウィンドウ |
2 | 最小化 |
3 | 最大化 |
VBScriptでDOSコマンドを実行した際の同期、非同期の指定について
通常DOSコマンドをスクリプトで実行すると非同期、つまり実行したコマンドの終了を待たずに次のコードが実行される。
DOSのコマンドの実行が終了するのを待って次のコードを実行したい場合は、同期モードの指定に”True”を指定する。
以下のサンプルプログラムは、VBScriptでDOSコマンドの”ipconfig /all”を実行し、その結果を”ip.txt”という名前のテキストファイルでCドライブのルートに保存する。
実行中DOS窓は非表示(0)に指定。