血管の壁に侵入して血流を悪くし、脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる病を引き起こす健康の大敵、コレステロール。悪玉コレステロールの値を気にする人も多いが、そんなコレステロールの中に今、医学界が注目する恐ろしい存在が隠れていると警鐘を鳴らす名医がいる。コレステロール研究の第一人者で、千葉大学医学部附属病院副病院長、内分泌代謝・血液・老年内科学教授の横手幸太郎（よこて こうたろう）先生。横手先生によれば、いまもう一つ気をつけなければならないのは健康診断では調べる事ができない“隠れ悪玉コレステロール”で、その名は「レムナント」。レムナントは通常の悪玉コレステロールとは別物で、健康診断では調べることができないため、悪玉コレステロール値に問題がないと言われた人にも新たなリスクになっているのだという。
では健康診断ではコレステロール値が正常なのに、レムナントが多い人はどれくらいいるのか？番組ではコレステロール値に問題がない7名の方にご協力頂き、通常の健康診断では行われない特殊な血液検査を実施した。はたして7名のうちどれだけの方にレムナントコレステロールが基準値を超えている人が見つかるのか？そしてレムナントコレステロールが心筋梗塞などを発症させるメカニズムとは！？

エシャロットやキウイフルーツを食べるなど、これまで名医監修の様々な便秘解消法を紹介してきた家庭の医学。今回はそれでもなかなか改善しなかった皆さんのために画期的な便秘改善法をお伝えする。その方法は驚くべきことに、食事も運動も全く必要ないというのだが、一体どんなやり方なのか？
その方法を教えてくれるのは、久里浜医療センターで便秘外来を開設している水上健（みずかみ たけし）先生。何をやっても治らない便秘患者を救い続けてきたエキスパートだが、その便秘改善法とは、なんと「水上先生が患者に1本電話をするだけ」というもの。にわかには信じられない魔法のような方法だが、はたして本当に電話1本でしつこい便秘が改善するのか？そして名医は電話で何を話すのか？40年以上便秘に悩んでいるという二人の女性にご協力頂き検証する。

その他、血管の老化が気になる人におすすめの、薬に勝るとも劣らない栄養パワーを秘めた旬の食材「医食旬材」を紹介する。