維新 丸山議員を除名処分、北方領土めぐる“戦争”発言
「戦争で島を取り返すことには賛成ですか、反対ですか」。北方領土をめぐり、こんな発言を繰り返した丸山穂高衆議院議員(35)について、日本維新の会は除名処分とすることを決めました。
「こんな議員がいたのかと、背筋が凍る思いをした」(立憲民主党 辻元清美 国対委員長)
「戦争を手段として口にするような発言は、断じて許されない」(公明党 山口那津男 代表)
与野党から厳しい批判を浴びているのは、日本維新の会の丸山穂高衆議院議員。北方領土の「ビザなし交流」の訪問団に同行した丸山議員は、今月11日、酒に酔った状態で「戦争をしないと島は返ってこない」とも受け取れる発言を繰り返したのです。
「団長は戦争でこの島(北方四島)を取り返すことには賛成ですか?反対ですか?」(丸山議員)
「戦争で?」(大塚団長)
「ロシアが混乱しているときに取り返すのはOKですか?」(丸山議員)
「いや、戦争なんて言葉は使いたくないです。使いたくない」(大塚団長)
「はい。でも取り返せないですよ」(丸山議員)
「戦争はするべきではない」(大塚団長)
「戦争しないと、どうしようもなくないですか?」(丸山議員)
「いや、戦争は必要ないです」(大塚団長)
丸山議員は「不適切だった」として自らの発言を撤回し、謝罪しました。これについて菅官房長官は・・・
「報道されていることが事実であれば、誠に遺憾。外交交渉による北方領土問題の解決を目指していくという政府の方針には変わりはない」(菅 義偉 官房長官)
丸山議員の発言は、「政府の方針と全く異なる」と強調しました。防衛省内からは、自衛隊を統制する政治家としての資質を疑問視する声も・・・
「自衛隊員は政治家に従わざるを得ないが、ああいう政治家には従いたくない。本当にレベルが下がっている」(自衛隊幹部)
一方、日本維新の会の松井代表は、「元島民らに不快な思いをさせた」などとして、丸山氏の発言について謝罪しました。
「国会議員として一線を越えた発言であり、党代表として心からおわびを申し上げたい。本当にどうもすみませんでした」(日本維新の会 松井一郎 代表)
丸山議員は14日、離党届を提出しましたが、日本維新の会は、除名処分とすることを決めました。