【芸能・社会】岡田准一、ハコスカで登場 「ザ・ファブル」完成イベント2019年5月14日 紙面から
アイドルグループ「V6」の岡田准一(38)主演の映画「ザ・ファブル」(江口カン監督、6月21日公開)の完成披露イベントが13日、東京・新宿ピカデリーなどで開かれた。新宿の繁華街・モア4番街に全長50メートルのレッドカーペットが敷かれ、豪華キャストらが白いリムジンから登場。最後に岡田が劇中に登場する銀のスカイラインから降り立つと、ギャラリーから大歓声が巻き起こった。 南勝久さんが「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名漫画が原作。岡田が演じる主人公・ファブルはどんな相手でも6秒以内に殺す謎の殺し屋。ボスから「1年間、一般人として暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」と伝えられ、佐藤アキラという名前で生活を送るが、さまざまな強敵やワナが待ち受ける。 岡田と木村文乃(31)、山本美月(27)、福士蒼汰(25)、向井理(37)、佐藤浩市(58)らキャストはその後、新宿ピカデリーで舞台あいさつ。岡田は「現代もののアクションはなかなかやる機会がなくて、20代のころ武術や格闘技を始めたので、そういう機会を久々にいただけてうれしかった」と圧巻のアクションシーンをアピールした。 もうひとつの見せ場として、司会者から「セクシーな場面も満載」と水を向けられると「裸のときですね。原作が“裸族”だから、やらざるを得ないです」と照れながら振り返った。アキラは室内では常に裸という設定。その原作通り、車のサイドミラーで下半身を隠した全裸芸も忠実に再現。まさに“アキラ100%”。「現場にバスローブで入ることが多かったんですが、初めての経験でしたね」と笑わせた。 ◆福士「俺の夢がかなった!」ファブルにあこがれ、執拗(しつよう)に付け狙うフード役の福士は、岡田と一緒にアクションシーンに挑めたことへの喜びを爆発させた。「以前共演させていただいたときは、(岡田が)教官役で仲間だった。今回バトルする役と聞いて『ついに俺の夢がかなったぞ!』と(出演を)即決しました」とニッコリ。岡田の魅力を問われると「全部がかわいい! あ、間違えた、かっこいい! 役者としても人間としてもすばらしいと常々思っています」と声を上ずらせながら尊敬のまなざしを向けた。 <ハコスカ> 1968~72年に生産された日産スカイラインの3代目モデル。4代目の「ケンメリ」と区別するため「ハコスカ(箱のような形状のスカイライン)」と呼ばれた。
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