倉山満を名指し出来ない水間政憲 まずは小堀桂一郎氏を逆賊認定すべきでは? #水島総 #チャンネル桜 #女性宮家
最近の水間政憲氏はすさまじい。
青山繁晴に始まり、百田尚樹、松木國俊、有本香、様々な方向に喧嘩を売るにとどまらず、頑張れ日本などにも炎上を煽っています。
「敵の敵は味方」という考え方は、「二正面作戦はやらない」という意味ではまともです。それが「敵の敵もやっぱり敵」とか「お前は俺の味方なんだから、友達かもしれないけどあいつと喧嘩しろ」になると、二正面作戦どころか三正面作戦もやることになってしまい、一体誰と戦っているのか、どうやって勝つつもりなのかという話になります。一体水間政憲氏は何と戦っているのでしょうか?
さて、水間政憲氏がチャンネル桜で一度名指しにしたにも関わらず、その後は名前を出さずに攻撃を続けている相手がいます。水間政憲氏からすれば、必死で資料を集め、国体護持のために明らかにした「皇太子殿下(現天皇陛下)より天皇の血が濃い旧皇族の方たちがいる」という情報を、「デマ注意」と言った人物、倉山満先生です。
さて?なぜ名前を出せないのでしょうか。
答えを先に言っておくと、水間政憲氏の方がデマだとばれるからです。
水間政憲のデマその1
「皇太子殿下(現天皇陛下)より天皇の血の濃い旧皇族の方たちがいる」というのは、生物学どころか、日本語としてもおかしいです。まずはこれがデマであることを水間氏自身が認めない限りはどうにもならないと思います。
水間政憲のデマその2
チャンネル桜での発言。新書の中で倉山満が「男系男子が途絶えるんであれば女性宮家も可とする」と書いた。
1:03:40~
私は何度も『日本一やさしい天皇の講座』を読んでいますが、そのようなことが書いてある箇所はありませんでした。
倉山満 日本一やさしい天皇の講座 感想
そのことをこちらのブログでも何度も指摘しましたが、ないものは書けないので、自身のブログでもずっと触れてきませんでしたね。それが、最近、こんなことで突っ込みを入れ始めました。
◎超拡散宜しく《信者商法一掃月間:「デマ注意」男が「デマ」から資料をパクる厚顔無恥》
◎超拡散宜しく《我が国言論界の二大巨人は「女性宮家」を完全に否定しています》
画像まで載せておきながら、倉山先生の名前は伏せたまま。そりゃそうですよね。本をちゃんと読めば、倉山先生が女性宮家にも女系天皇にも反対してることがすぐにわかりますから。そもそも、その一文【私は、女系論や女性宮家を全面的に否定しているわけではありません。】を読んでも女性宮家や女系天皇を認めてることにはならないでしょう。さらに、下の記事ではその後に続く、「先例がないかたちでそれらを押し通そうとの横暴に反対なだけです。」が書いてあるではないですか。
それだけでも、普通に読めば、倉山先生がいつも言っている「女性宮家は先例がある。しかし佳例ではないから無理にやるべきことではないし、先例通りの形でやれば、天皇の公務の御負担軽減にはなっても皇位継承問題の解決にはならない。女性皇族の配偶者もその子も天皇にはなれない。女系天皇は先例がない。」となると思うのですが?
倉山先生の女性宮家に関する言説はこちらである程度詳しくまとめてあるのでご参考にどうぞ。
「エセ保守の見極め方」と称する保守言論人への攻撃の是非を問う #水間政憲 #水島総 #チャンネル桜
水間政憲のデマその3
水間氏の先のブログ。デマでもありタイトル詐欺ですね。
「デマ注意」男が「デマ」から資料をパクる厚顔無恥。
「デマ注意」男が「デマ」から資料をパクったと言っていますが、そんな事実はありませんし、ブログでも説明がありませんね?こんなレベルの低い「タイトル詐欺」素人ブログでも御法度ですよ。初見の読者なら二度とこのブログを訪れないでしょうね。
水間政憲のデマその4
そして、次のブログもデマでもありタイトル詐欺です。
《我が国言論界の二大巨人は「女性宮家」を完全に否定しています》
小堀桂一郎氏、西尾幹二氏が我が国言論界の二代巨人かどうかは議論の余地のあるところですね。西尾氏に関しては、私は水間政憲氏の絶賛していた月刊WiLL 2016年 06月号の加地伸行氏との対談「皇太子さまへの諌言」には非常に怒りを覚えたのと同時に、だからこその水間氏の活動なのだなと納得もいたしましたが。
さて、どこがデマなのか。それもこちらのブログで何度も指摘していますが、小堀桂一郎氏はチャンネル桜の討論で一部女性宮家を容認しています。
2:20:10~
小堀:あのーねえ、まああのこれもまあ私、前から言っていることですよね。女性宮家というのは、まあつまり、現在の皇族方のお嬢、お姫様が結婚なさる時に生ずる問題でしょ。まあそ、それにですね。旧皇族の、あ、つまりはっきり言ってしまえば、神武天皇の血統を引いていることがあきらかだって、証明できる方がそのお相手になれば、そこで宮家を創設していただいて結構と。
このパターンは例外だと言いますか?これだって女性宮家創設ですよ。女性宮家は絶対ダメなのでしょう?水間政憲氏は倉山先生どころか保守言論界の巨人、小堀桂一郎氏の言論もまともに追っていないのですね。
そもそも、倉山先生が昔は、女性宮家、女系天皇を認めていたのに、それを忘れていて(ゴーストライターを使っているから)今更慌てて男系だなんだと言っていると印象操作したいようですが、無理があるのですよ。
シェンムーとかいう算数の出来ない水間氏の信者が砦に特攻していましたが、まさに倉山先生がまだ自身の単著も出していなかった時から発信を続けている「倉山満の砦」。そちらで昔から旧皇族の方の皇籍復帰については語っています。
本物の国体護持の大問題 2011年11月25日
宇多天皇は旧皇族の先例です!2011年12月25日
上の記事は、女性宮家に際して、皇族を増やすための議論ならば、配偶者を旧皇族の方に限定し、その旧皇族の方は親王宣下すべきという話。
下の記事は、宇多天皇は一度臣籍降下したが、その後皇籍復帰し親王→天皇になったという話。
水間氏が、旧皇族の話を始めたのは2年前でしたよね?それよりはるか前に旧皇族の皇籍復帰について倉山先生は発信してますが?
水間氏は倉山先生と堂々と議論しろ、などと言っている人がいますが、議論など不要!こちらのブログの検証で十分です。こちらのブログですら説明しすぎなくらいです。本来はggrksの一言ですむ話なのですから。
さて、さらに追い打ちをかけさせて頂きます。水間氏の主張を粉々にする素晴らしいブログがありましたので紹介させていただきます。
水間政憲のデマその5
「水間政憲氏が東久邇宮家を発見したから青山繁晴はパクリ」?⇒保阪正康氏らが既に取材してました
東久邇家の存在を水間氏が発見したというのは無理な話です。青山繁晴氏に責められるところがあるとすれば、誰でもネットで拾える情報を、いかにも自身が独自のルートで調べたかのように話し、それを有料の講演会でなら話せると言ったことでしょう。それが水間氏の著書からという証拠はどこにもありません。そのように印象付けたのは青にゃん劇場の動画【青山繁晴】続きは独立講演会で!(現在削除されている)でしょうが、水間氏も踊らされてるとしか思えませんね。水間氏は青にゃん劇場を絶賛していますが、あれはもうある程度わかっている人が、みんなの青にゃんを腹を抱えて笑うものです。気を付けないとかなりの毒を含んでいますよ。
水間政憲のデマその6
水間政憲「天皇家と東久邇家を横並びにした家系図が存在していなかった」⇒平成10年に所功が書いてました
そして、横並びの系図に関しても平成10年に所功氏が出していたことが明らかになりました。
水間氏の『皇太子殿下より血の濃い旧皇族の方がいる』というのを始めて聞いた時、「なんだそれは」と私もネットで調べたのですが、その時同様の系図はごろごろ出てきたのですよ。わかりやすいものを本で出した。それは功績の一つとして上げても良いかもしれませんが、『皇太子殿下より血の濃い旧皇族の方がいる』などと言って、旧皇族に対して知識のなかった一部の保守をカルト化してしまったことの罪は大きいと思います。
倉山先生がなぜ「デマ注意」と喚起したのか?皇室は血統抜きでは語れませんが、「血の濃さ」などで語るのがあまりに不敬であること。そもそも「皇太子殿下(天皇陛下)より天皇の血が濃い皇族」というのがデマで女系論を利すること。このような言説を国体護持などといって保守が広めることが、男系論者=カルトと印象づけることになること。なぜ水間政憲氏は敵の喜ぶデマをここまで必死に拡散しているのでしょうか。
そして、これが最も許せないことかもしれません。
水間政憲のデマその7
◎《宮中祭祀を疎かにした平成時代は「災」の一字を選ばれる方が多いようです》
水間氏は以前から、皇太子時代の天皇陛下や皇后陛下を皇室をないがしろにしていて、皇族としてふさわしくないと言っていました。それに加え、御代替わりの直前にも何度も、現在の皇族の方、上の記事に加え、上皇陛下なども宮中祭祀をおろそかにしている、譲位は天皇の最大の「私」だなどとの言動を繰り返してきました。
上の水間氏のブログを見て、「なるほど、平成時代は宮中祭祀をおろそかにしていたのだな」と信じる方がいらっしゃらないと良いのですが。検証するにはあまりに事例が少ないですよね。
こちらも私のブログでも指摘していますが、宮中祭祀の皇后陛下、皇太子妃殿下のご出席は義務ではありません。新嘗祭のような最も重要な儀式でも明治天皇も何度も欠席しています。
先例を無視し、明治天皇も貶める 出席至上主義者の真の意図は?! チャンネル桜 #水島総 #水間政憲
そして、水間氏が冒頭で述べていますが、昭和天皇が大事にしていた四方拝。それが昭和時代どのように変質していったかご存知ないのでしょうか?
水間氏は以前チャンネル桜中心に行われた「譲位反対集会」で四方拝は天皇しか着ることのできない特別な装束を着てやるものだから天皇にしか出来ないと言っていましたよね。
四方拝が代拝不可で天皇しか出来ないのはその通り。この四方拝。昭和四十四年には「テラスからモーニングコートで拝礼」に簡素化されていました。他にも多くの宮中祭祀が昭和天皇は抵抗したにも関わらず形骸化、簡素化されていたのです。
その形骸化され、簡素化されていた宮中祭祀を復活させたのは上皇陛下ですよ。
一部の保守は上皇陛下のことを「護憲天皇」だの「リベラル」だの事実無根のレッテル貼りをして貶めましたが、それとは全く違う現実が江崎道朗先生の著書『天皇家 百五十年の戦い』で描かれます。
こちらの感想も是非ご参考になさってください。
江崎道朗 天皇家百五十年の戦い 感想
私が水島社長や水間政憲氏を信用出来ない理由。どれほど尊皇や男系継承、旧皇族復帰を叫んでも、行動が国体破壊、真っ当な保守活動破壊にしか見えないからです。口で何を言っても、結局は昭和天皇の大切な臣下をクーデターもどきで殺害した二・二六事件の首謀者のようなものです。国体護持を叫びながら皇室を貶めるような発言ばかりする人を私は信用しません!
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