​SONYのコンデジ「RX100M5A」にSmallRigのリグを取り付けらめっちゃかっこよくなった件

今回も先日に引き続きのSONY製コンパクトデジタルカメラ「RX100M5A」ネタです。

購入後その性能や使い勝手に満足していた私でしたが、

使い込むうちに何点か気になる点を見つけてしまいました。

そんないくつかを補うべく私が導入したのが「リグ」というものでした。

今日はそんな「リグ」について簡単にご紹介と変貌しためっちゃかっこいい姿をお披露目したいと思います。

SmallRigを知ってるかい?

ということで今回購入したのはSmallRigという会社の製品です。

一応メーカーサイトでの商品名は「SONY RX100 M3/M4/M5/M5A専用ケージキット 2105」となっています。

ちなみに本製品はRX100M6と以前のモデルで対応している製品が異なります。

RX100M6以前のモデルの方はこちら。

製品型式は2105です。

RX100M6の方はこちらです。

製品型式は2225となります。

一応2105をRX100M6に取り付けることも可能なようですが、

どうもレンズに固定する辺りの締め付けが強いらしく塗装がはがれるなんてこともあるみたいです。

購入の際はご注意ください。

商品名からどういったものかよくわかりませんが、

今回購入したものは「リグ」と呼ばれるものです。

リグとは偏に説明しずらい商品なのですが主に動画撮影の時などに使われることが多い製品のよう。

動画を撮るときというのはカメラにマイクや受信機をはじめとする沢山のものを取り付けることが多いそうです。

それらを効率的にかつ使い勝手の良いように配置するために使用されるものがリグなのだそうです。

今回購入したリグはSmallRigという会社が発売しているものでした。

SmallRigという会社はあまり耳にしたことがなかったのですが、調べてみると中国の会社のようです。

どうも動画の世界では割と有名な会社のようで、値段の割には質が良いということで評判も良い様子。

とりあえず大丈夫そうだということで購入に至りました。

簡単に中身を確認してみます。

リグと呼ばれるカメラに取り付けるケージ本体とL字工具×2本というシンプルな構成です。

あまり売れぬ商品なのか工具を入れている袋に若干インダストリアルな汚れが付いています。

まあL字工具は頻繁に使うわけでもないのでそこまで気にしなくてもいいかな。

そしてこちらがメインとなるリグ本体です。

どうです?既にかっこよくないですか?

ひんやりとした金属の質感と木のグリップとの相性がよくsさらにこの見た目、男心をくすぐります。

早速取り付けてみましょう。

取り付ける前に小加工

取り付けはとっても簡単。

レンズを入れるリング状の部分横にあるねじを緩めてここにカメラレンズ部を奥まで入れます。

その後、ねじを締めて固定するだけというとてもシンプルな作りです。

一応レンズ周囲と接触する部分はバリなどなくきれいに加工されているのですが、

やはり金属同士が触れるというのはあまり気持ちがいいものではありません。

そこでリグの円の内側をテープで保護しておくことにしました。

お高いパーマセルテープの代わりになるということで話題に上がることも多いこのテープ。

私も普段からよく使っています。

とにかくお安く、そして剥がしても跡がのこらないということで非常に重宝するテープです。

おひとつお持ちになられているといざというときに便利かと思います。

ということではさみでチョキチョキとカットし内側に張っていきます。

取り付けは簡単

張り終えたらいよいよ取り付けです。

中央の円にカメラレンズ部を入れるのですが少し広げながら入れたほうが奥まで入れやすいです。

あとは付属するL字レンチにてねじを締めてあげれば取り付け完了です。

RX100M5A+SmallRigの姿がこちら!

ということでリグを取り付けた姿がこちら!

どうです?かっちょよくないですか、これ?

何と言いますか、男の人受け非常によさそうなお姿じゃありませんか。

黒光りする金属と木製グリップの組み合わせ…うーん超かっこいい。

可動部も干渉なし

可動部の多い「RX100M5A」ですが、どの部分を動かしてもリグと干渉することはありません。

リグをつけることによって機能が制限されるということはないのでご安心ください。

とはいえ内蔵ストロボを出すと…

これがまぁぎりぎり。

かなり攻めた設計を感じます。

とはいえ干渉はありませんので問題なく使えると思います。

出すときハラハラはするけどね。

EVFに関してはきちんと稼働可能なようになっていますのでハラハラすることもありません。

使い勝手も良好です。

とりあえずいろんなものを出してみたお姿。

うへぇ…かっこいいぞ。

リグはカスタムの宝庫や~


さてさて、リグにはたくさんの穴が開いています。

これは1/4インチのネジ穴(一部違う)となっていて、ここに必要な機材や拡張用機器を取り付けることが出来ます。

例えばマイクとかハンドルとか。

このように撮影に合わせていろんなものをスマートに取り付けられるのがリグの利点です。

とはいえ偏にハンドルと言ってもこの量…どうやらこのリグ沼の底も相当深そうです。

むやみに浸からぬように気をつけなくては…

そして先端にはリグと同じSmallRigから発売されている1/4インチネジのこちらを取り付けました。

これをお好きな1/4インチのねじ穴部分に取り付ければ…

あっという間にストラップの完成です。

撮影に関する機材はもちろん、こんな感じに遊ぶことも出来るのでなかなか面白いですね。

アイディア次第では登山などのアウトドア環境でも機能を発揮しそう。

いっその事カラビナとかと組み合わせてズボンにつけられるようにするとか超ワイルドでかっこよさそう。

でもそんなおもいきったことは私には無理かな…

気になる点は改善した?


さてさて、今回私の不満を解消すべく取り付けたこのリグ。

問題解決したのがそれぞれ見てみましょう。

グリップによるホールド力アップ!ただし…

まずはホールド性能。

木製グリップのお陰でホールド性能は大幅にアップしました。

やはりあるとないとは雲泥の差でリグ取り付けた状態の方はホールドしながら腕を振り回しても落とさなさそうなくらいです。

ただし…その代わりに操作性はだいぶ落ちました。

実はこのグリップがかなり前に出てしまっている関係で、ズームレバーを操作しずらくなってしまいます。

何というか…グリップ周囲180度を指で回し、指先でレバーを操作する…というような感じです。

はっきり言ってめっちゃ操作しずらいです。

あとはリグが門型となっているのでレバー操作時上側に当たります。

これは気になる人はかなり気になるかも…特に動画を撮る際など、慣れないとスムーズにズーム出来ないかもしれません。

三脚穴位置修正は良好

お次は三脚穴の位置。

穴位置修正はリグ底面の穴を使用することで簡単に修正することが出来ます。

私の場合、三脚関連機材のほとんどをアルカスイス互換にてそろえているので、ついでにアルカスイスのプレートを取り付けることにしました。

用意したのはLeofoto LH-25に付属していた小さなプレート。

本当ボディの横幅と同等もしくはL型プレートのほうが使い勝手よかったのですが、

そうなるとかなり大きくなりそうだったので今回は小さなプレートをとりつけました。

雲台への取り付けも問題なし。

縦方向の取り付けは難ありですがとりあえずこれで運用してみます。

あ、写真の雲台はLeofotoのLH-40です。

また三脚穴位置を光軸上にオフセット出来たことにより、

三脚穴にプレートなどをつけた状態でもバッテリーカバーを開けれるようになりました。

やはりこのほうが便利です。

ということで三脚穴に関しては全く問題ないかなといった印象です。

取り付けなどの操作も違和感ないためこのまま使えるかなと思います。

上にも書いた通り縦撮りしたい時などどうしようかなって感じくらいですね。

とにかく見た目がかっこいい(ただし操作性…)

ということで今回はSmallRigの「SONY RX100用リグ」についてご紹介しました。

とにかく見た目が超かっこよくなるので見た目を重視される方にはおススメかなと思います。

ただし操作性は人によっては悪くなったと感じるかも。

はっきり言ってないほうが操作しやすいんじゃ…って思うときもありますのでご注意ください。

また、せっかくのリグなので今後動画を撮る時用にハンドルなど購入してみようかなと思ってます。

いかんせん見た目が超気に入っているのでしばらくこの姿で運用してみてまたなにかあったらあれこれ書いてみます。


グリップだけの製品もあるよ


ちなみに今回ご紹介したリグではなく、グリップだけの製品というものもいくつかあるようです。

こちらであれば門型になっていないので操作性もリグよりは確保されてそう。

またアルカスイス互換プレートが取り付けられているものもあるようなので場合によってはこういった商品も検討されることをおススメします。