脱初心者 最速上達打法
※注意 上級者から見れば乱暴な記述でも、あくまで初心者が最短で上達することに主眼を置いたのでご了承ください。読めばすぐに強くなることだけを重視しています。
てっとり早くうまくなりたいならば、以下のルールを守るだけで良い。これだけで友達同士の麻雀で少なくともトータルで負けることは無くなるし、ハンゲームだったら上流、天鳳なら4段くらいまではいけるだろう。
いきなり全部覚えるのがシンドイという人は、上から順番に覚えてもらいたい。
簡単さと効果から、最適な順とした。
目次
ルールその1 【超重要】リーチとマンガン仕掛けには自分がテンパイしていない限りベタオリしろ
⇒リーチとマンガン仕掛けがあったらすぐにベタオリ。例外は3つ。テンパイ時(全ツッパ)とマンガン以上のイーシャンテン時と2フーロ以上してしまった時。
⇒鳴き仕掛けは、マンガン以上の時はどんどん鳴いていく。それ以下の時は2フーロ時点で最低でもイーシャンテンは必要。
⇒自分が染め家の上家のときは染め家に1フーロされたら絞る。自分が対面や下家のときは2フーロされたら絞る。
ルールその4 ドラはテンパイ直前(テンパイ・イーシャンテン)まで切るな!!
⇒ドラを切るのはテンパイかイーシャンテンの時。
ルールその1 リーチを掛けられたら自分がテンパイしていない限りベタオリしろ
麻雀は守備のゲームである。ベタオリすべき局はおおよそ7割。守備をすることのほうが多いのである。ところが、初心者は守ることが嫌いだ。守ることがつまらないからである。
実はベタオリは面白い。安牌がない状態で少しでも安全な牌を探す。この技術が初心者と中級者で一番差のつくところなのだ。先に詰まった者が放縦する七並べ的な面白さがある。この面白さはすぐにわかるようになるはずだ。ベタオリの方法が分からない人、そもそもベタオリって何?という人は「ベタオリ」の項目から覚えてほしい。
相手からリーチがかかった場合と、マンガンありそうな仕掛けがあったときは即ベタオリ
例外は以下の3つだ。
自分の手がテンパイのとき(攻撃は最大の防御)
自分の手が満貫以上のイーシャンテンの場合(手が高いのでイーシャンでも十分戦える)
自分が鳴き仕掛けで二フーロ以上してしまっている場合(オリにくいので戦ったほうがマシ) のみ全ツッパする。
満貫以下なのに「もうちょっとだから」といって全ツッパしたり、上級者ぶって回し打ちめいたものをしてはいけない。
こういうことをする人は自制心のない負け組と、自分の弱さに目を背けて上級者ぶっていたいド下手に違いない。
そういう奴に限って、振り込んだときに「だって降りれないもーん」とか言って2000点のクソ手のリャンシャンテンを晒したりする。(笑)お前の降りれるときっていつだよ…
こんな簡単そうなことでも守るのは結構大変なことなのでくれぐれも甘くみてはいけない。きっちり守ること。
ポンやチーをすることを鳴きという。
鳴きの長所は手が早くなること。
鳴きの短所は手が安くなること、防御がしにくくなること。
以上の特徴から、鳴きの基本方針について示す。
1、ドラ3のときは、鳴いてあがれるならとにかく鳴いてあがりを目指せ。(タンヤオドラ3、役牌ドラ3、3色ドラ3、等)
※ただし、役がつけれそうにないなら鳴いてはならない。多少遠いところからタンヤオにもっていくのはOK。
2、マンガン以下の時は、2フーロ(2鳴き)して捨てた時点で最低イーシャンテンにすること。
マンガン以下なのに2フーロしたあと、 こんな状態では絶対ダメ。
このあとリーチがかかったら全く戦えないまま即死である。
この遅さから2フーロするのは、自殺行為と心得よう。一旦鳴いたら後戻りできないのだから、充分な体勢になってから仕掛けることが大事である。
染め手とは混一色(ホンイツ)と清一色(チンイツ)のことで、しばしば満貫以上になる強力な役である。
そして大きな特徴は、捨て牌が偏るので他家にとって非常に分かりやすいということだ。
等という順番で捨てられていて、
ポン
チー
等という状況であればほぼ100%、染め手である。
捨て牌の特徴は、
1.要らない(染め色以外の)色の真ん中の牌が序順から捨てられる。(普通は端から捨てられる)
2、字牌が後から捨てられる。(普通は先に捨てられる)
3、染め色の数牌が後から捨てられる。
である。
鳴いている染め手は90%以上、面前の染めて手は60%以上看破できる。これに易々と振り込むほどバカらしいことはない。
染め手というのは他家が警戒するからあがりにくくなってバランスがとれているのであって、もし他家が全く警戒しないのならホンイツ・チンイツは最強の手役になってしまうのだ。
そんなことにはならないように、日頃から他家の捨て牌に敏感になることが必要である。
特に染め手をしている人の上家が自分の場合(自分がチーさせる相手が染め手の場合)の対応は最も重要である。
全鳴きのうちの半分はチーであり、それは上家からしかできない。つまり染め手をやっている人が成功するか否かは上家の対応にかかっていると言っても良い。
それでは以上を踏まえて基本的な方針を示そう。
1、自分が上家のとき、1フーロされてホンイツくさかったら以後染め色と字牌は切らない。
2、自分が対面、下家のとき、2フーロされてホンイツくさかったら以後染め色と字牌は切らない。
※言うまでもないが、染め手の人の現物は捨ててもOKである。
これを守ればデカイ失点は確実に減る。
ルールその4 ドラはテンパイ直前(テンパイ・イーシャンテン)まで切るな!!
下手な人ほどドラを軽視している。イーシャンテン時ならまだしもリャンシャンテン以前からドラを切ったり、ドラ表示牌すらも確認しないで捨てた直後に「あっ」とか気づくというパターンである。
そして、麻雀を教えていて一番ムカつくのが「それドラだよ」と教えているのに、「あ…。でもいらないし」だの「使わないからどうせ捨てるし」だのとほざく輩だ。
そのたびに俺は、
リャンシャンテンとか開局直後にドラが要るか要らないかわかるはずがねーだろ(笑)。トイツになったらどーすんの?それともお前さんはツモが読めんのか?じゃあその無残な成績はなんだ?(笑)素直に間違ったと認めて修正しろよ、雑魚が。
と、心の中で思うのである。
例えば、
・ケース1 ドラ
という手牌の場合、浮いていると
のいずれかを捨てることになるが、ここで
を捨てるのは
前述のドラすら見ないアホである。ここはどう考えても切りで、これは分かりやすい。
しかし、このリャンシャンテンの場合はどうか。
・ケース2 ドラ
という手牌の場合、無造作にを切る人が多いだろう。しかしここではまだドラを切ってはいけない。
もう一回手牌をじっくり見て、2度と間違わないように目に刻みつけておくこと。ここで切るのは。
もちろん、状況によってはを切るべき場合もそれなりに出現するし、
を切るべき場合もあるし、
を切るべき場合だってある。だって麻雀だから。状況ありき。
そんなことをゴチャゴチャと考える前に、まずは圧倒的に出現率の高い状況で正解を打てるようになること。
色々な状況を考えることは大切だが、他人に指摘されたときにあらさがしが目的になるようではいけない。
この場合で言うと、基本的にを切れるようになること。ドラはリャンシャンテン以前に切ってはいけない。
・ケース3ドラ
さて、同じリャンシャンテンでもこの場合はいささか事情が異なる。ドラがでとても使いづらいのだ。数牌と違って順子にすることができないからである。このくらいになるとさすがに
を切りをする人が多くなってくる。
しかし、これくらい使いづらい形であっても、ドラは残すことをお勧めする。
ドラをギリギリまで残すことによる様々な効果(攻撃力アップ、失点の減少等)を初心者の皆さんに肌で感じて頂きたいからである。
ドラは1個につき自分の点数も2倍、放縦した場合は相手の点数も2倍にする。この効果の重要さを理解しよう。
まずはセオリーに忠実に、イーシャンテンまでは、多少疑問に思っても必ずドラを引っ張ること。
このほうが必ず強くなる。使いづらいドラをどう使うかを必死に考えることで、確実に上達するだろう。
※天鳳で五段以上、フリー雀荘で場代抜きでいい勝負ができている人は何シャンテンだろうが場況に応じて切るようにするほうが良い。