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【芸能・社会】

実は仲悪い?兄弟「ビリー・バンバン」50周年 74歳&71歳 感謝の公演

2019年5月13日 紙面から

祝福に駆けつけた石坂浩二(中央)と一緒に歌うビリー・バンバンの菅原進(左)と兄の孝=東京・丸の内の東京国際フォーラムで(稲岡悟撮影)

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 今年デビュー50周年を迎えた兄弟デュオ「ビリー・バンバン」が12日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで「50th Anniversary~50年分のありがとう~」と題したコンサートを開催。「兄弟仲は悪い」とジョークを飛ばしながらも「50年歌ってきたのがすごい」と感慨深げに振り返った。

 ボーカルで兄の菅原孝(74)とボーカル兼ギターの弟・進(71)の2人で1969年に「白いブランコ」でレコードデビュー。たちまち大ヒットを記録するなど人気デュオになった。しかし、2014年に進が大腸がんの手術を受け、同年に孝も脳出血で倒れ療養を余儀なくされた。

 進は当時を振り返り「もうダメだと思った」と言うが、見事に復活し「5年たって歌えるんですよ。こんなうれしいことはない」と喜んだ。孝は「50年目にもう一度デビューする感じかな。もう一回50年を迎えたらすごい」と意気込んだ。

 コンサートでは「白いブランコ」など代表曲を披露し、約1500人の観客を魅了。さらにヒット曲「さよならをするために」(1972年)を作詞した俳優石坂浩二(77)がゲストで登場し、同曲を一緒に熱唱。孝が「この曲に助けられた」と感謝すると、進も「この曲がヒットしなかったら解散だった」と明かした。歌い終えると、孝は「石坂さ~ん、大好きだー!!」と絶叫した。

 

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