トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

水谷豊「わが子のような作品」 監督2作目映画「轢き逃げ」初日

2019年5月11日 紙面から

(左から)岸部一徳、毎熊克哉、小林涼子、中山麻聖、石田法嗣、檀ふみ、水谷豊

写真

 俳優水谷豊(66)が脚本、監督した映画「轢き逃げ-最高の最悪な日-」が10日公開され、東京都内で水谷やW主演の中山麻聖(30)、石田法嗣(29)らキャストが舞台あいさつした。

 水谷にとっては2017年に公開された「TAP THE LAST SHOW」以来、2作目の監督作品。初めて脚本も手掛けた。地方都市を舞台に、ひき逃げ事故を起こしたエリート会社員と被害者家族らの人間模様を描いた。

 撮影から1年、事故で亡くなった女性の父親役も演じた水谷は「公開を迎え、感慨深いです。みんなで作った作品は、わが子のような気持ちになります。出来が悪い子には旅をさせろ、と言いますが、身の丈にあった旅をしてもらえれば」と万感の思いを込めてあいさつした。

 水谷は「想像していた以上に良くやってくれました」と、12日の“母の日”にあやかり、中山らキャストにねぎらいの気持ちを込めたピンクのカーネーションをプレゼント。妻役で共演した檀ふみ(64)は「水谷さんが立派な監督になられて感動いたしました!」とたたえた。

 水谷はかねて「60代に3本の監督作品を撮るのが目標」と宣言。次回作のプランについては「初めて僕が出演しない監督作品というのはどうでしょう」などと話していた。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ