キリスト教では、私たちは生まれる前はどこで何をしていたのでしょうか？

１ 旧約聖書箴言でソロモンは次のように言っています。「主がむかしそのわざをなしはじめられるとき，そのわざの初めとして，わたしを造られた。いにしえ，地のなかった時，初めに，わたしは立てられた。まだ海もなく，また大いなる水の泉もなかった時，わたしはすでに生まれ，野もまだ定められず，丘もまだなかった時，わたしはすでに生まれた。すなわち神がまだ地をも野をも，地のちりのもとをも作られなかった時である。彼が天を造り，海のおもてに大空を張られたとき，わたしはそこにあった。彼が上に空を堅く立たせ，渕の泉をつよく定め，海にその限界をたて，水にその岸を超えないようにし，また地の基を定められたとき，わたしはそのかたわらにあって，彼に育てられた一人であり，日々に喜び・・・その前に楽しみ，この地上に住むことを喜こび，私の喜びは人の子らとともにあった。（日本聖書協会訳では最後の部分が省略されよく分からない訳となっているが，英文のキングジエームズ訳では，最後の部分にこのような意味が記されている）・・・」（箴言８：２２～３１），その他ヨブ３８：４～７も理解しやすいです。
その他，分かりやすいところはエレミヤ１：５の「わたしはあなたをまだ母の胎につくらないさきに，あなたを知り，あなたがまだ生まれないさきに，あなたを聖別し，あなたを立てて万国の預言者とした」というところで，聖書は，前世があることをはっきりと告げています。新約聖書ヨハネ１章はキリストの前世の霊での状態について記されています。

２ 「自分の意志で・・・・」については，ベティー・イーディ（訳者 鈴木秀子）「死んでわたしが体験したこと」同朋舎 発売 角川書店が参考になるのではないかと思われます。興味深いことが記されています。