街歩きの達人・タモリが、街の歴史や人々の暮らしに迫るバラエティ番組『ブラタモリ』(NHK総合)。5月18日放送回では、タモリが大阪の繁華街・ミナミを歩く。
道頓堀川や心斎橋があり、ド派手な立体看板や食い倒れの街で知られる、大阪の象徴的なエリア・ミナミ。この街には、大小いくつものお笑いのステージが点在し、まさに笑いの絶えない街だ。
それはさかのぼること江戸時代、わずか400mの道に芝居小屋が6つも立ち並び、ここは芝居町として発展。人を集めるために見世物興行がおこなわれ、お化け屋敷や格闘技、水芸のほか、歌舞伎とニワカ(即興芝居)をミックスさせた「喜劇」という新しいジャンルも生まれた。
さらに明治以降、モダンな文化を取り入れた新感覚の「しゃべくり漫才」がエンタツ・アチャコによって誕生。タモリとアシスタントの林田理沙アナは、「なんばグランド花月」の資料を見学したり、道頓堀川をクルージングして、そんなお笑いの歴史をたどる。この模様は18日・夜7時半からの放送。