中日は11日、不整脈の症状が出ていた笠原祥太郎投手(24)が10日に名古屋市内の病院で精密検査を受け、「発作性上室性頻拍」と診断され、カテーテルアブレーション治療を行ったと発表した。カテーテルアブレーションは、不整脈を引き起こす原因のある心臓内の部位に、カテーテルを使用して焼いて治療し正常なリズムを取り戻す方法。加藤球団代表によると、再発の可能性は5パーセントほど。笠原は現在入院中で13日に退院予定。試合復帰までは1カ月程度と見込まれている。与田監督は阪神戦前、「症状は改善されて、回復に向かっていると聞いた。ベストの状態で戻ってきてくれれば」と話した。