カブスのダルビッシュ有投手(32)は9日、地元シカゴでマーリンズ戦に先発。4イニングで97球も要し、6四球とまたも制球難に苦しんだ。4盗塁も許し、4イニング1安打1失点、7奪三振で勝敗はつかなかった。
苦悩の右腕は「真っすぐでストライクが取れない分、変化球を見送られた。とにかく、真っすぐである程度ストライクが取れるかどうか」と分析した。4回、投手のリチャーズを四球で歩かせた際は、本拠地観衆が「ユーイング」ではなくブーイングと怒号を浴びせ、米放送局NBCスポーツシカゴ(電子版)は「ホームでノーヒットノーランを継続中にブーイングを浴びた史上初の投手かもしれない」と報じた。