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【プロ野球】

坂本ON抜いた開幕34試合連続出塁 巨人23安打19点爆勝

2019年5月11日 紙面から

巨人-ヤクルト 1回裏1死、球団新記録の34試合連続出塁となる中前打を放ち、鈴木コーチとタッチする坂本勇(右)=東京ドームで(七森祐也撮影)

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◇巨人19-7ヤクルト

 巨人がともに今季最多の23安打19得点で3連勝を飾った。0-5の4回に打者一巡の猛攻で同点。5回に岡本、亀井の連続ソロなどで5点を勝ち越し、7回に田中俊の満塁本塁打などで8点を奪った。ヤクルトは投手陣が失点を重ねた。

   ◇

 第1打席であっさりと球団新記録を打ち立てた。巨人の坂本勇が1回1死で中前打を放ち、開幕からの34試合連続出塁を達成。1964年・長嶋の32試合に続き、77年・王の33試合も抜き去り、「格が違いすぎるので(2人を)超えたとは思わないけど、球団記録を更新できたことは誇りに思いたい」と語った。

 絶好調の主将に引っ張られるように打線も大爆発した。今季最多の23安打19得点。3本塁打こそあれ、うち18本は単打で、原監督は「見事ですね。センター中心に打っているところにバッティングの基本、大事なものが出ている」と驚異的なつながりをたたえた。

 坂本勇は4回2死一、三塁で同点の中前適時打、5回2死満塁で右中間を破る走者一掃の適時二塁打を放ち、3安打4打点。打率、本塁打、打点の打撃主要3部門でリーグトップに立った。

 開幕連続出塁は97年に広島・金本が樹立したセ・リーグ記録35試合にリーチをかけた。「特別意識はしていないけど、続くに越したことはない。満足せずに日々新たに良い準備して頑張りたい」。まだまだ伸ばしそうな気配だ。 (小林孝一郎)

 

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