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 はじめに

お読みいただいている方の中には360や540を練習されている方も多いと思いますが、高難度の技ほど簡単にはマスターできません。

シンプルなトリックでもたった三つの事を気をつけるだけで格好良くなります。

難易度の高いトリックが必ずしも格好いいとは言えません。

また、初心者の方は基礎となる簡単な技から挑戦した方が安全です。

そんな方のために、安全・簡単に練習できていつもの技がよりカッコよくみえるコツをこっそり伝授

同じトリックでも見た目が変わる

コツをお話する前に、わかりやすい例を出したいと思います。まず下記の写真をご覧下さい。

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上の二枚でどちらがスタイルありますか❓

同じ逆立ちでも、ピークで足先まで真っ直ぐ伸ばし綺麗ですよね。

これが意識できるかが重要になってきます。

ただ技をやるのではなく、足先・指の先まで意識することによって見え方が大きく変わるという事。

実はスノーボードでも同じことが言えます。

​ ゲレンデで格好良い人の共通点

スノーボードをしていたら上手く滑りたい‼️と思いますよね❓

ゲレンデには沢山の方々が滑っているのに「あの人上手いな」「格好いいな」と思いますよね❓

それには、いくつかのスタイル要因が重なっています。

スノーボードで「スタイルがある」なんて単語で言い表しますね!

​ スタイルの種類

スタイル(style)

 からだつき。姿。格好。「すらりとしてスタイルがいい」
 服飾・頭髪などの型。「最新流行のスタイル」「ヘアスタイル
 建築・美術・音楽などの様式。型。「前衛的スタイルのビル」「演奏スタイル
 文章や文学作品の表現形式。特に、文体。「独自のスタイルをもつ作家」
 個人や集団などに固有の、考え方や行動のしかた。「ライフスタイル
スノーボードで使っているスタイルは

この三つが大きいかなと思います。

 からだつき。姿。格好。「すらりとしてスタイルがいい」
 服飾・頭髪などの型。「最新流行のスタイル」「ヘアスタイル
 個人や集団などに固有の、考え方や行動のしかた。「ライフスタイル

​ 1 からだつき。姿。格好。「すらりとしてスタイルがいい」

これはスラッとして足が長いとか、筋肉凄いとか体に対するスタイルです。

​ 2 服飾・頭髪などの型。「最新流行のスタイル」「ヘアスタイル

滑っていないのに「あの人なんか上手そう」とか思ったこと無いでしょうか❓

ウェアの着こなし、髪型等でもその人の個性になります。

​ 5 個人や集団などに固有の、考え方や行動のしかた。「ライフスタイル

これは、自分が格好良いと思うスタイルや滑り方でそれに向けて練習したりしますよね。

十人十色様々な格好良いで進んでいるものも違ってくる。

​ 6.体の柔軟性による技の完成度

体を絞ったりするので、僕はこれも凄く大切だと思います。

体の柔らかい人程、膝を胸に寄せたり、グラブしたり可能性が広がります。

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YOUTUBE[チューブ]でもハウツーDVDでも上手い人はただ技をするだけでなく、必ず「スタイル」を意識しています。

DVD[レッツトライ 5 FINAL]にてライダー達と雑談をさせて頂きました。

​  格好いい=スタイルは別

スタイル上記の1.2.5.6の物が揃うとスタイルは出てくるが、必ずしもそれが格好いいとなるとは限らない。

何故かと言うと、格好いいと認識するのは十人十色なので、100人中何人に好かれるかで変わる。

皆んなから[格好良い]と言われたいのか、[凄い]と言われたいのかと言ったスタイルの違いもありますね‼️

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​ 初心者が意識するだけで変わる3つの事

  1. ウェアの着こなし
  2. トリック[技]のピークを作る
  3. 上半身をばたつかせない
1.ウェアの着こなし
ウェアに着替えて板を持ってゲレンデに向かう所から勝負は始まっている。

シーズン毎に流行りもあるので、チェックして自分流にアレンジしたりする事。

それだけで、滑りに行くのも楽しくなりますね


2.トリック[技]のピークを作る

例えば、垂直ジャンプをすると[上がって]→[止まって]→[下がる]この一連の流れで空中で止まる時

これがピークとなり落下します。

スノーボードで例えると、板を[上げる]→[止まって]→[下がる]になります。

この上げて止まってる状態がピークです。

​そのピークで体を絞って足を伸ばしたり、板を掴んで足先まで真っ直ぐ伸ばせば格好良くなります。


3.上半身をばたつかせない
トリックをしていて、上半身がバタバタしていたら格好いいとはならないですよね。

この写真を見てください。

事例1 前の手が肩より90°以上より開いている

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肩よりも90°以内
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どうでしょうか❓

技がまとまった様に見えますね。

​  この手が上がらない様にするには

両手の親指を内側[親指が太ももの横]に向けておくと、肩より上に上がりにくくなります。

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​  [絞る&刺す]でピークを作ろう

ビギナーの方が練習している板をしならす[プレス]に関しては、無理やり板を浮かせているだけの場合が多い気がします。

「初心者でも、上手くみえるコツってありますか??」

「いつもの技をもっと格好良くしたい!!」

今回はそんな方に、簡単な技やいつもの技が1000倍格好良くなる方法を伝授します。


​  テールプレスに挑戦してみよう!

テールプレスとは板の先を浮かせる技のことですが、まず下記の写真をご覧ください。

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私の場合グーフィースタンスなので右足側のノーズ(先頭)が浮きます。これがテールプレス、またはテールマニュアルなんて言い方をしますね。

初心者の方は、飛び跳ねない分オーリーよりも簡単に挑戦できるのではないでしょうか。

上半身をひねってみよう!

次に下記の写真をご覧ください。

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前項と全く同じ技ですが、ひねりを加えるだけでこんなに変わります。

体を”絞る”といった言い方もします。

感覚は人それぞれなのでどれがカッコいいとは申しませんが、同じ技でも左右にひねりを加えるだけでこんなに見え方が変わってくるのです。

​  足も伸ばしてみよう!ボーンやポークとも言ったりします


ある程度滑れる方は、さらにステップアップしてみましょう。

片足を伸ばし、上半身を絞るだけで、さらにスタイリッシュに見えますね!

さらに、私の場合は手首をくの字に曲げてスタイルを出しているつもりです。

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​  グラブで応用してみよう!

空中でピークを作りやすいグラブを例に説明していきたいと思います。グラブとは、ジャンプ中に板をつかむ技のことです。

①グラブしてみよう

※最初はジャンプをせずに板を触る練習から

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②捻ってみる

※最初は平らな所で体を絞る練習だけで良いです。

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③足を伸ばしてみよう![ボーンやポークとも言ったりします

※最初はグラブをせずに足を伸ばす練習をしましょう

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​   まとめ

いかがでしたでしょう?

板だけでなく、上半身のひねりや足の伸ばし方を意識することで、自分流のアレンジを加えて個性[オリジナリティ]とスタイルを磨いて行きましょう‼️

簡単な技やいつもの技でも、「あのトリック何⁉️」や「今の技格好良い

」となるわけです。

初心者の方は、簡単な技をよりカッコよくみせる意識を

上達が止まりマンネリ気味の方には、いつもの技にアレンジを加えてよりスタイリッシュに見せる意識を

さらに上達を目指す方は、技と技に緩急[メリハリ]をつける事で更にレベルアップして行きますね。

Sky is The Limits‼️ 可能性は無限大‼️

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