【命の誓約】
サブタイトルには、名称を記載していこうと思います。
【命の誓約】
一の暗闇。
二の
三の願望器と
尊き相克。
日は満ち、やがて沈み、
繰り返される命の営み。
連綿と続く灯火に、
揺るぎない起源の証明を
今ここに誓う。
〇魔術・魔法の種類
・無属性、誓約型。
〇詩における規則性
・昇順する数字。
・「暗闇」と「明光」の対比。
〇言葉の記号性
・「願望器」は器。器は体。
・「相克」は、太極図を意識。
・「灯火」は、命。
・「起源」は、生きる意味。
〇解釈及び解説
・生きるからには意味ある人生にしてみせる、という誓約。
単に言葉にするだけよりも、魔法的な誓いを立てることにより、意志の強さを証明する。
・数字を用いたのは、分かりやすい規則性を持たせたかったから。この詩が最初の更新だったので。
・「願望器」という単語には、そこはかとなく「運命」の匂いがする。でも「聖杯」だと近すぎるので、ここは「願望器」で。
・四だけ扱いが違うが、やはり四は死を連想させるし、意味を対立させることで生をより実感できるかと思って、変化を加えてみた。
・「四」と「相克」に、はっきりとした関連性は考えていない。何故尊いのかもよくわからない。
・「起源」は、更新前の段階では「意味」だったけれど、カッコよさを優先。「起源」は、最初から持っているものだという考えもよぎったが、自己の生きる意味を最初に肯定するもの、という感じに曲解してみた。強引すぎる気がしないでもない。