現場にガードレールない理由 歩道の幅広く縁石あった

[ 2019年5月9日 05:30 ]

保育園児らの列に車が突っ込んだ事故現場の交差点(共同通信社ヘリから)
Photo By 共同

 滋賀県大津市の交差点で8日午前10時15分ごろ車2台の衝突事故があり、軽自動車が2~3歳の保育園児13人と保育士3人の列に突っ込んだ。いずれも2歳の男児と女児が死亡。1人が重体、13人が重軽傷を負った。大津署は車を運転していた2人を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕。1人は8日夜に釈放した。

 現場の道路を管理する滋賀県道路課の担当者は、今回の事故現場の歩道と車道の間にガードレールやポールが設置されていなかった理由について「歩道の幅は約4メートルと広く、縁石もあった」と説明。

 「狭い通学路などは重点的に見るが、今回のように通学路でなく、設置の要望や問題がないとされる場所では事前の対策を講じること自体が難しい」と話した。

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