TFLOPS: Tera Floating Operations per Second GFLOPS: Giga Foating Operations per Second 【実効性能】以下のグラフは、各種のプログラムを高並列で実行した時の性能が、ピーク性能(理論上そのシステムが出しうる最大の性能)の何%で実行できるかを示しています。 高並列のシステムはピーク性能比が5%~10%程度と言われることもありますが、地球シミュレータでは比較的ベクトル機に向いていると言われる流体系プログラム(AFESなど)も、やや不向きとされる粒子系プログラム(GTC)も、かなり効率よく実行させることができます。 また、各地球シミュレータ利用プロジェクトの最大規模のプログラムと、その性能グラフを見ても、使いやすく効率のよいシステムであることがわかります。 なお、地球シミュレータでは各プロジェクトに対し、プログラムを高並列で実行する際、並列化効率50%以上(並列実行時の各プロセッサの性能が、単一プロセッサ実行時の性能の50%以上)にチューニングされるよう、求めています。 下記の各種アプリケーションコードの高並列実行における達成性能は非常に画期的なものです。
【平成18年度の最高性能一覧】以下のグラフは平成18年度の地球シミュレータ利用プロジェクトにおいて、それぞれのプロジェクトで年間で最も高い性能を出したプログラムの性能とその際使用したノード数を示しています。 |