顕微鏡写真に、ゴミが目立っていた。
そこで、初めてEOS-Mのセンサーを拭いてみた。
以前とは比べものにならないほど綺麗になったが、まだ最低三箇所(青マーク)に目立ったゴミがある。
前回の清掃には「クリーニングスワブ」を使ったが、一本100円もするので、そんなに何度も使えない。
ゴミを完全に拭き取るには、拭いて確認を何度も繰り替えさなければならない。
しかも、一度使ったものは、二度は使えない。
注文していた「シルボン紙」があるので、次回からは、これを使って拭くことにする。
「シルボン紙」のコストはほぼ0円なので、何回繰り返しても気にならない。
「クリーニングスワブ」はもったいないことをしたが、勉強代と思って諦めよう。
明視野では分からないが、位相差コンデンサを使った偏斜にすると、ぼんやりとした影(赤マーク)が沢山映っている。
何なのだろうと思いながら使っていたが、どこかのゴミが写っているのだろうと思うようになった。
カメラセンサーにより近い方の原因が大きいということで、写真用リレーレンズを疑ってみた。
レンズを抜いてルーペで拡大すると、リレーレンズの上下に大きめのゴミが沢山くっついていた。
このレンズはヤフオクで落札して、そのまま差し込んで使っていたのを思い出した。
不覚だった。
取り合えず、比較的綺麗なレンズ(OLYMPUS FK2.5)と交換して、このレンズは後に清掃することにした。
顕微鏡に関する問題は次々起きるので、その都度、一つ一つ解決して経験を積む必要があるようだ。
↓位相差コンデンサを使った偏斜照明で現れた影(赤マーク)と、センサー清掃で残ったゴミ(青マーク)。