ある日、夫の実家へ行くと祖父が「新婚さんいらっしゃい！で青森予選あるらしいぞ」と勧めてきました。新婚さんいらっしゃい！を毎週楽しみにしている祖父。期待に応えようと応募しました。

初めて入るテレビ局にソワソワしました。一次予選会に参加していたどのご夫婦もインパクトのある濃い方々。終わって外に出るなり「私たちは普通だね」と、通過できないだろうことを確信。
落胆しながら帰路についていましたが、予選通過という思いがけない電話がありました。
2次予選では、関西弁のディレクターさんが雰囲気を作ってくれ、1次予選と比べて私たちらしさを出すことができ、楽しみながら参加できました。

収録の現場へ入ると、たくさんのスタッフさんに声をかけていただき、リラックスした雰囲気で過ごすことができました。同じく出場したご夫婦とも和気藹々と談笑し、楽しかったです。
収録が終わって、テレビ局を離れるころにはスタッフさんや他のご夫婦ととても仲良くなることができ、それも一つの思い出です。収録が終わってから文枝師匠とまみちゃんと記念撮影をしたことと、私たち宛てにもらったサインは一生の宝物です。

放送日は出場を勧めてくれた祖父の誕生日！最高の誕生日プレゼントとなりました。放送中、近所の豆腐屋さんから「今、テレビに映っているね！」と電話が鳴ったり、たくさんの知人から連絡を受けて大忙し。久々に連絡をとる友人もいて、いい機会となりました。

夫の会社の同僚が出場していて、楽しそうな放送だったので、夫に「応募してもいい？」と聞いたら「いいよー」との返事。２人でドキドキしながら、応募ボタンを押しました！日にちを見ると、なんと入籍記念日！これはいい思い出になるね、と話しながら予選会に参加。いろんなご夫婦がいらっしゃって、まるで放送を見ているような気分でドキドキしたり、大笑いしながらあっという間に自分たちの番に。人前で話すのが少し苦手な夫ですが、一生懸命話してくれました。帰り道に合格の電話を受け、二次予選へ。「嘘みたい！」と話しているうちに出場が決まりました。

収録当日は緊張でガチガチでしたが、スタッフさんたちのノリの良さと、一緒に出場するご夫婦に励まされ、こんな経験一度しかない！楽しもう！と思えるようになりました。文枝さんにどんどん突っ込まれ、憧れのまみさんの温かい笑顔に癒されながら、あっという間の収録でした。

放送は、家族みんなでドキドキしながら観ました。登場した妻を見て家族が、「なんだかいつもと別人…プロのメイクさんってすごい！」。うまく喋れているか不安でしたが、放送後友達に「放送観たよ！おもしろかったよ！」とたくさん連絡をもらい、「本当に大笑いしたわー！」とニコニコする家族を見てホッとしました。本当に夢のような時間で、楽しい思い出となりました。ありがとうございました。