恋愛・結婚

チビ、コミュ障、貯金ゼロの男が“逆玉の輿結婚”に成功するまで

◆軽快な“身売り”作戦で底辺から美女と逆玉婚!

●武藤 賢さん(仮名・32歳)SE/低収入(年収240万円)/チビ/コミュ障

低身長で貯金ゼロでも“逆玉婚”に成功した秘訣とは? 線で描けそうな細目で、身長わずか160cmの子供体形。まるで猫ひろしのようなルックスの武藤さん。「友達ができないから大学を中退した」という逸話を持つ、重度の人見知りでもある。

「なるべく人と交わりたくないので、今はフリーのSEとして自宅にこもって働いています。月収は20万円くらいかな」

 見た目も中身も、モテ要素が皆無。さぞかし女子とは無縁の人生を歩んできたのかと思いきや、意外にも美女ばかりと付き合ってきたという……。

「元カノはCAでしたし、女優の卵と付き合っていたこともあります。もともとこちらにプライドがまったくないからか、自己主張が強い女性と相性が良いんですよね」

 日頃から自尊心が強い高スペック男子に言い寄られている美女にとって、武藤さんのような「持たざる者」は新鮮に見えるのだろうか。相手を緊張させないブサメンを武器に、「サラリと服従できる」ことが強みなのだという。

「守るべき社会的地位や仕事にこだわりがないから、たとえば転勤が多い職種の女に『どこでも一緒に行くよ』と言える。2年前に結婚した妻は地方の開業医の一人娘で、学生時代は読モをしていた美女だったのですが、最初はまったく相手にされなかったんです。でも、『俺は婿入りOKだよ。名前を継げるし、将来は地方で親御さんの面倒も見れる』という殺し文句で落とせました(笑)」

 軽快な“身売り作戦”で、30歳で貯金ゼロにもかかわらず結婚に成功。妻の親から結納金に加えて、結婚式や新婚旅行の資金、さらには新生活の住居&家具までも支給され、見事に“逆玉の輿”生活を送っているという。

「自分を捨てて“女を立てる”生き方ができるというか、ありがたい時代になったと思います。友達からは珍しがられますが、一般的な価値観や世間体を気にしていたら、低スペック男子はいつまでたっても幸せになれませんから」

 ヘタなプライドは捨てるべきだ。

【極意】
失うものがないなら苗字を捨ててでも女を立てるべし!

― [低収入・ブサイク・コミュ障]でもなぜかモテる男の極意【2】 ―