7日
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「国際ロマンス詐欺」初公判、ナイジェリア国籍の男 無罪主張
恋愛感情を利用する「国際ロマンス詐欺」の手口で、多額の現金をだまし取ったとされるナイジェリア国籍の男が無罪主張です。
ナイジェリア国籍のインディグウェ・ジョンソン・オドグ被告(43)は、40代と70代の男性2人から210万円あまりをだまし取った詐欺の罪に問われています。
福岡地裁で開かれた7日の初公判で、検察側は、退役軍人の女性になりすまして、「来日する際に関税を払う必要がある」などとうそをついていたと手口を説明。「自分の長女の銀行口座に振り込まれた金を引き出す役割だった」と述べました。
一方、オドグ被告は「だまし取っていません」と起訴内容を否認し、無罪を主張しています。
この事件をめぐっては、ほかにナイジェリアやカメルーン国籍の男ら4人が逮捕されています。