教師にいいがかりつけ暴行の疑い　両親を逮捕

娘をめぐる学校でのトラブルについて説明しようと自宅を訪れた私立高校の教師に対して言いがかりをつけ暴行を加えたなどとして、建設作業員の男と妻の夫婦２人が傷害などの疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは広島市西区の建設作業員、藪上守容疑者（４６）と妻の千恵容疑者（４４）です。

警察によりますと夫婦２人は先月、娘が通う私立高校の複数の教師が自宅を訪問し、学校でのトラブルについて説明しようとした際に、言いがかりをつけ、３６歳の男性教師の腕を引っ張るなどして全治５日のケガを負わせた上、「自分から学校を辞めると言え」と脅した疑いなどが持たれています。

夫の守容疑者は警察の取り調べに対して「間違いありません」と容疑を認めていますが、妻の千恵容疑者は「脅していない」と容疑を否認しています。