覚醒剤5キロ3億円相当“密輸” バッグの内側に隠す マレーシア国籍の男女逮捕 福岡空港
約5キロ、末端価格3億円相当の覚せい剤を密輸した疑いで、マレーシア国籍の男と女が逮捕されました。
覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたチュウ・ユン・ハン容疑者(22)とレン・ソク・イェー容疑者(22)は4月17日、覚せい剤約5キロ、末端価格3億円相当をマレーシアから福岡空港に密輸した疑いが持たれています。
税関の職員が荷物に不審な点があったため調べたところ、バッグなどの内張りから覚せい剤が見つかったということです。
2008年以降、福岡空港で押収された覚せい剤として2番目に多い量となっています。
調べに対し2人は「覚せい剤と認識していなかった」と容疑を否認する一方、「違法なものを運んでいる認識はあった」という趣旨の供述をしているということです。
警察や税関は、他にも複数の人物が関与しているとみて調べています。