フィギュアスケート男子で平昌冬季五輪銀メダリストの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車、中京大=が6日、横浜市内でトークショーに参加し、基礎点が設定されていない前人未到の5回転ジャンプに4月末の練習で初挑戦したことを明かした。種類はトーループで「体が動いている時でも4回転半回ったかなくらい。想像以上に難しい」と率直な感想を口にした。
超大技への本格挑戦について「優先度は低い」と改めて強調。オフシーズンは海外で長期合宿に臨む意向を示し「まずは4回転のルッツとループといった(新たな)武器を備えた上で、5回転は楽しみとしてやりたい」と話した。
トークショーには2000人を超えるファンが集まり、握手会も実施。来季のショートプログラムとフリーのプログラムについての質問には「曲は決まったけど、まだ言えない」と語った。