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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]かしわ記念 ゴールドドリーム連覇達成

2019年5月7日 紙面から

インティ(奥)を1馬身半差で差し切り2連覇を果たしたゴールドドリームの馬上でガッツポーズするルメール=船橋競馬場で(福永忠敬撮影)

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 「第31回かしわ記念」(JpnI・6日・船橋競馬場・ダート1600メートル)は、単勝2番人気のゴールドドリームが連覇に成功。ゴール前で力強く抜け出し、重賞6勝目(GI級5勝目)を挙げた。勝ち時計は1分40秒2で、C・ルメール騎手(39)、平田修調教師(58)はともに昨年に続いてこのレース2勝目。1番人気のインティが1馬身半差の2着、さらに2馬身差の3着に7番人気のアポロケンタッキーが入り、JRA勢が上位を独占した。

 同じ相手に続けて負ける訳にはいかない。ルメール&ゴールドドリームがフェブラリーSの覇者インティへのリベンジに成功。3戦連続2着の惜敗続きにも終止符を打ち、見事に復権を果たした。

 「いいスタートが切れてインティの後ろに付けられた。イメージしていた競馬ができた」。鞍上はこう話すと自然と笑みがこぼれた。フェブラリーSではまんまと逃げ切られたが、今回は違う。ライバルを目標に好位でスムーズに展開。最終コーナーで先頭に立ったインティに大外から襲いかかると、鋭く伸びてかわしさった。

 「連覇できて良かった。リラックスして走っていたし、いい脚を使ってくれた。勝つ自信はあった」と胸を張ったルメールだが、自身は5日のNHKマイルCで進路妨害のため、11日から26日まで開催日6日間の騎乗停止処分を受けたばかり。この場でも「迷惑をかけます。ごめんなさい」と反省を忘れなかった。

 次走は昨年同様、「帝王賞(JpnI・6月26日・大井・ダート2000メートル)に向かいます」と平田修師は明言。勝てばこれまた連覇となる。黄金の輝きを取り戻したゴールドドリームから目が離せなくなった。 (南関東取材班)

ゴールドドリームの馬上から平田調教師(右奥)と握手するルメール

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吉田勝己オーナー(右)と頭を下げて握手

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