悪食流 どんなゲームも8時間遊ぶ方法。 | 悪食Dのゆるっとしたブログ

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ゲームを短時間遊んで投げ出す人が増えている、と思う。

いや、投げ出すだけならいい。本人の自由なんだから。

しかし短時間で投げ出した挙句、大して遊んでもいないまま、もしくは遊びもせずに

「あのゲームはクソ」だの「クソゲーだから買うな」だの言ってくる人に出会うと、非常に腹が立つ。


クソゲーなんて言葉を使っていいのは、そのゲームを端から端まで遊んだ人間だけだ。

そのゲームのすべてを見た上でつまらなければ、そこで初めてクソゲーと言ってもいい。

そうでなければ説得力も何も無いと思う。


どんなゲームだろうと、最低8時間ぐらいは遊ばないと正しいゲーム内容が掴めない。

そこで、「どんなゲームでも最低8時間は遊べる悪食流マル秘テク」を書こうと思う。


前置きが長くなったけど、書きたいのはこれだかんね!!

ちなみにものすごい長文なので、飛ばしたい人は飛ばして読んだほうがいい。


「ゲームを買う編」「遊ぶ編」「8時間遊び終わったら編」の3つに分けて紹介しよう。


~ゲームを買う編~


①期待と先入観は8割捨てよう


ゲームを買う時には、大きく分けて3つの場合が考えられる。


・店頭でやCM、PVを見て面白そうだから買う

・友人やネット、ゲーム雑誌で面白いと評判だから買う

・前から買おうと思って目をつけていたから買う


この3つだ。

もっとあるだろうけど、とりあえずこの3つね。

この3つのどれとも、情報を仕入れた上で「面白そう」だから買う、という動機になる。

ここには期待が大きく混じっている。

ゲームを持ってレジに行き、ゲームを買って、家に帰って、パッケージを開けて、

ディスクをゲーム機に放り込んで、電源を入れる・・・。

ここまでの間、そのゲームに対してすごく期待を寄せていると考えられる。


が、期待をしすぎると、予想外の出来の際に非常にがっかりすることになる。


がっかりの理由は様々だが、ゲームテンポが悪かったり、イメージからかけ離れていたりと

いろいろと思うところが出てくると思う。

これは自身が思い描く「こういうゲームであって欲しい」像からかけ離れてしまったため、

急速に遊ぶ意欲を下げる原因となってしまう。


なので、どんなゲームを買おうとも期待はしないほうが良い。

ありのままを受け入れた上で自分の頭で考えなければ、正しい判断はできない。

「ネットで評判だったのに」「友達が面白いと言っていたのに」「前から期待してたのに」と

思うだろうけど、目の前にあるものが現実であって、悪いのはネットでも友人でもない。


物知り顔で悪評を振りまかないのであれば、自分に合わないと判断して売ってしまうのも手。

即座に売れば買った額の半分以上は戻ってくるだろうし、ちょっとした出費で済むだろう。

またお金を貯めて面白そうなゲームを探して買えばOKである。

(僕としては、8時間遊んだ後に売ったとしても買い取り額はさほど変わらないとは思うが・・・)


逆に、「面白く無さそう」という先入観も捨てよう。

例えばどれほど面白いゲームでも、「面白く無さそう」と思ってプレイすると絶対面白くない。

上にもあるとおり、ありのままを受け入れた上で判断しなければもったいない。

変に期待や先入観を持って遊んで即座に売った挙句、また評判を聞いて面白そうだから

買いなおす…なんてことになったら目も当てられない。

意地を張って買いなおさない、というのも「面白いゲームを逃した」という意味でもったいない。


よって、どんなゲームを遊ぶ時でも「期待と先入観は8割捨てる」。これが大事。


②買ったら積まない


面白そうだから買ってきたけど、今は別のをやっているから後でやろう・・・という人がいる。

それはそれで正しい判断だし、「今買わなければ確実に売り切れて再販が無い」という場合なら

そうしたほうが良いと思う。

そして今遊んでいるゲームをクリアした上で、買ってきたゲームを確実にやるのなら、

何一つ文句は無い。


が、実際は

「買ってきたけど積んでおいて、ネットで評判見て微妙だったから積みっぱなし」だったり、

「今やってるゲームに飽きてきたし、新しい別のゲームのほうが面白そうだから積む」ってなったりして

結局買ってきたけどやらない、というパターンがほとんどだと思う。

僕自身も似たようなパターンが何度かあって、そのたびに後悔していたからわかる。


ただまあ、思うのは

「買ってきたゲームをとりあえず8時間ぐらいプレイするのは簡単なことじゃない?」

ということである。

別に買ってきたその日に8時間遊べという話ではない。

家に帰ってちょっと1時間ぐらい遊ぶ、というのを8回やれば済む話である。

ドラクエを筆頭にRPGを遊ぶ人は何十時間も一本のゲームを遊ぶのだから、

8時間ぐらい余裕だろう。

その上で「とりあえず積むか」というのであればわからなくもない。

大事なのは、「自分の手で触れて、ゲーム内容を理解するまで遊んでみる」ことである。

そうでなければせっかく買ったゲームがもったいない。

積むぐらいなら今遊んでいるゲームを終わらせてから買ったほうが、中古で買えて

安く手に入ると思う。

まあ、面白いにしろ、面白くないにしろ、自分の判断でそのゲームを見てもらいたい。


③迷ったら買わない


「欲しいには欲しいんだけど、別にそんな欲しくもない」というゲームに出会ったことがあると思う。

誰かに凄くオススメされているものや、雑誌やCMで見たゲームが店頭にある・・・という場合だ。


ハッキリ言うが、そういう気持ちの場合はそのゲームは絶対買わないほうがいい。


なぜか。

「遊びたいには遊びたいんだけど、別に遊ばなくてもいいゲーム」になるに決まっているからである。

別にモンハンをやりたいわけではないけど、友人の付き合いで仕方なく買う・・・なんてことになったら、

間違いなく一人になった瞬間に遊ばなくなる。

それぐらいだったら、買わないほうがいい。

友人とゲームをするのも大事なんだけど、自分に合うゲームをちゃんと探して欲しいと、そう思う。


④情報収集は確実に


情報が溢れている今、ネット、雑誌、PV・・・情報を集めるのは簡単である。

大事なのは、その上でどの情報が正しいのかキチンと判断すること。

いくらPVが面白そうでも実際遊んでみると「あれ・・・」ってことはあるし、情報を持ちすぎて

必要以上に期待や先入観を持つのもいただけない。

PVを見るのであれば面白いと勧められている部分の裏を読んだり、

PVに映っている画面をよーく見てアラを探すといったことも大事である。


それでも迷う・・・石橋を叩いても渡らない人は、

「ゲーム発売から2週間後に情報を集める」のを強くオススメする。

少なくとも8時間以上は遊んだ人たちが意見を述べているはずだし、大多数が同じ意見なら

そういう風なゲーム、というイメージを持つことができる。

(それでも他人の評価であり、絶対的信頼を置くことは出来ないと思うが)

とにかく情報を確実に集めるのが、そのゲームを正しく判断して遊ぶのに役立つ。


~ゲームを遊ぶ編~


①遊び方にこだわらない


テレビゲームというのは、今の時代は基本的に一人用ゲームである。

もちろん対戦格闘やパーティーゲーム、アドホック接続の持ち寄りゲーは当然みんなで遊ぶものだが、

日本で主流なのはRPGであって、RPGは当然一人用ゲームである。

(オンラインRPGは除く。まあオンラインでもソロでやっている人はよく見かけるけど)

RPGひとつを遊ぶにしろ、人によって遊び方が大きく異なると思う。

例えば、ボスの倒し方一つあげても

「できるだけ低レベルで挑んでスリルあるボス戦にする」

「遥かに高いレベルまで上げて楽に倒す」

というパターンがあったりする。この例はちょっと極端だけど。

アクションゲームであっても「ノーダメージで倒す」「30秒で倒す」「特定の技でカッコよく決める」

なんて考えて遊ぶだろうし、自分なりの遊び方で遊んだほうが楽しい。


一つの遊び方でつまらなかったら、自分で考えて遊び方を変えてみれば面白さは変わると思う。

ただゲームから提供される情報に頭を任せてプレイするのでは意味が無い。

それはゲームを遊んでいるのではなく「ゲームに遊ばされている」に過ぎない。

自分で買ったゲームで、コントローラーを握っているのは自分なんだから、主導権は自分にしよう。

いつでも自分の頭で考えて、楽しむ努力をしよう。

考えないで遊ぶゲームなんてバイトヘル2000のボールペン工場だけでいい。


②根を詰めすぎない


次のゲームが出るから早くクリアしよう、と思うことがあると思う。

また、今日中にこのボスを倒したい!と思うこともあるだろう。

倒さなければ落ち着かない気持ちもよくわかる。


だが・・・考えてみて欲しい。

今日倒さなかったらもう倒せないんですか?


例えば次の日から出張で2年間外国に行くため、その間まったくプレイできない・・・って場合であれば

それはもう根を詰めてでも今日中にクリアすべきだと思う。

そうしなければ後悔するだろうし。

そんな切羽詰った理由でなければ、別に明日倒しても明後日倒してもいいのでは?

1年後だっていいだろう。

次のゲームが出たって、発売日に買っておいて(その後確実に遊ぶなら)積んでおけばいいのだし、

今のゲームをクリアした後に次のゲームを中古で買ってきてクリアしても何も問題は無い。


そして、そんな理由でとっととゲームを投げ出すのも勿体無い。

どうしても倒せない、というのであればコントローラーを置いて電源を切り、

外に買い物に出て気分転換するなり、お風呂に入って体を休めるなりすれば良いのである。

一度気分をリフレッシュすれば、また新たな戦略を思いつくかもしれない。

考えることをやめる前に、考える方法を変えてみるのをオススメする。

というか、これをやらなければヒーローズファンタジアはまずクリアできない。


③できれば間をおかずにプレイする


ある程度進めてからセーブしてやめて、それからしばらく電源を入れないと

「もうそれでいいや」となることがある。

発売日までにPVを見まくって期待値を上げていたり、楽しみすぎて前日は眠れないレベルで

期待したりするとそういうことに陥りやすい。

買う前に期待をしすぎるのがまずよくないのだが、そうでなくても

「とりあえずプレイする」のは大事である。

仕事の都合でなかなかゲームができない、という人もいるだろうけど、そういう場合は

「○月○日に続きをプレイしよう」と決めてスケジュール帳に書いておけばOK。

期待と先入観を捨ててプレイしているのであれば、時間を見つけて普段どおりプレイできるはずだ。


一本のゲームを1ヶ月以内にクリアしろ、ってわけではないけど、

できることなら3日に1回ぐらいは遊ぶペースを守って遊んだほうがいい。

でなければ、クリアすることすらできずに次のゲームに目移りしてしまうことになる。


④そのゲームの好きな部分を見つける


遊ぶ上で一番大事なことがこれだと思う。

ネットも雑誌も友人の言葉も全部放り投げ、自分だけの頭で考えて・・・考えた上で

「このゲームのどこが好きなのか?」を見つけなければ、そのゲームはプレイできない。

8時間遊んだ上でどこにも好きな部分を見つけられないのであれば、

それはもう即座に売ったほうがいい。


なぜ8時間なのか?

それは、「どんなゲームであろうと8時間以内に基本的なゲーム内容の把握ができる」のと、

「8時間以内にゲームの中の見せ場が必ずある」からである。


当たり前だが、ゲーム全ては「面白いゲーム」として作られている、と思う。

面白いと思う部分は千差万別、十人十色であれ、少なくとも誰かが何かを面白いと感じて

作られたのがゲームである。

そして当然、ゲームを作った側としては「プレイヤーにこういう部分を楽しんでもらいたい」と思って作る。

ということは、プレイヤーを惹きつけるための大事なシーンやシステムが必ずあるはずである。

プレイヤーとしてすべきことは、そういったことを受け止め、その上でそのゲームを好きになることだ。


好きになるものはなんでもいい。


「キャラクターが好き」「好きな声優さんが出ている」「BGMがカッコイイ」「ロボデザインが好み」

「ゲームテンポが凄く良い」「バトルシーンだけは出来がいい」「思い通りの操作が出来る」

「長く遊べる」「自分の趣味に合った部分がたくさんある」「織田信長ちゃんがめっちゃ可愛い」


もう、なんでもいい。

誰かが言っていたから、ネットでこういう部分が評判だったから・・・そんなものは捨てていい。

自分が、自分の頭で考え、自分で思い描いた通りの感想を持って遊ぶ。

とにかく、そのゲームを好きになる。好きになったゲームは、長い時間を遊ぶことができる。

どんなゲームであっても、楽しみながらプレイできなければ意味は無い。

ゲームというのは遊戯であって、修行でも苦行でも暇つぶしでもない。


⑤ネガティブをポジティブに


ゲームを遊んでいると、いろんな点が見えてくると思う。

例えば、「ロードが長い」と思ったとしよう。

ロードが長いのは確かにテンポが崩れるし、クリアするのに時間がかかるしで良いことはない。

だが、ロード時間の間は別に画面を見ている必要は無い。

つけっぱなしのテレビを見る、お菓子を食べて手を拭く、お茶を飲む、トイレに行く、読みかけの本を読む、

軽く体操をする、目を閉じて目を休める、一息つく、メールの確認をする、今日の夕飯について考える・・・

と、いろんなことができる。

細かいロードが多いなら、その間目を閉じれば目を休めることができるし、

深呼吸1回ができれば気持ちが落ち着く。

考え方を変えれば、ロード時間の長さなんて気にならないものである。

例えば敵のターンが長い「ナムコクロスカプコン」というゲームがあったが、あれも

敵のターンでお菓子を食べたりジュースを飲んだり出来るし、防御入力も数秒で終わるから

それほど疲れるものでもなく目を閉じて休むことが出来る。

わずかな時間も有効利用してモチベーション維持につとめるなら、むしろロード時間はあったほうがいい。

さすがにロードだけで2分以上かかるのはいろいろと暇つぶしを考える必要はあるが。


~8時間遊び終わった後編~


①つまらなければ売っていい


8時間遊んだ上でゲーム内容も正しく理解し、見せ場もしっかり見たうえで、つまらない・・・。

そういう場合はもう、売ってしまっていいと思う。

そのゲームは自分に合わなかった、縁が無かったということは、もうそれ以上楽しむことができない。

僕にとってはモンスターハンターがそうだったが、合わない物は合わないし、

合わない物を何時間遊んだって合わないのだ。それこそ時間の無駄である。

そういう場合はそのゲームを手放し、改めて自分に合うゲームを探したほうがいい。


②誰かに評価を伝えるときは正確に


8時間も遊べば、そのゲームの面白い部分とつまらない部分を正確に掴むことが出来ると思う。

そして遊んでいれば、そのゲームの評価を誰かに聞かれることもあるだろう。

自分から話すこともあるかもしれない。


そういう時、面白かった部分だけ伝えたり、つまらない部分だけを伝えるのは絶対にダメだ。

最初にも書いたとおり、「友人が面白いと言っていたから」というだけで買う人もいる。

面白い部分だけを聞けば誰だって面白そうだと思うし、

つまらない部分だけを聞けば誰だってつまらなそうだと思う。

大切なのはどちらの情報も正しく伝えて、その上でその相手に「面白そう」「つまらなそう」を

判断してもらうことである。

別にプレイヤーは販売員ではないのだから、相手が買おうが買わなかろうが関係ない。

そんなものを決めるのはゲームを買う本人であって、

「面白いから買ったほうがいい」「つまらないからやめたほうがいい」などと言うのはお門違いだ。

そんなことを言っていいのはクリアした人だけである。


といっても、僕自身もこのブログで「面白かったから購入を検討してみては?」と言う事はある。

でも、面白い部分だけを書き連ねて「買え!」って言ったことは無いはずである。


人に勧める時は、最低でも面白い部分とつまらない部分を3つずつ伝えた上で、

その人の判断で買ってもらうようにしたほうがいい。

「お前に薦められたけどつまらなかったよ」なんて言われては、友情も壊れてしまうだろうし。


③一度コントローラーを置く


熱中できるゲームであれば何も問題は無いが、そうでない場合は一度コントローラーを置き、

自分が何を思ってそのゲームをプレイしているか考えたほうがいい。

上にも書いたとおり何か好きなものがあってプレイしているのなら申し分ないが、

話題性や友人の薦めといった脆いものを足場にしてプレイしているのなら、

一度考え直したほうがいいだろう。

冷静になった上で楽しめるゲームであれば、それは間違いなく自分の好きなゲームだ。




・・・と、長々と書いてしまったが。

総じて言えば、ゲームを遊ぶというのは自由であってほしい。

2億人の人がいるなら2億人の人の考えがあって、それぞれのゲーム観があって、

それを統合したり考えを押し付け合うようなのは間違っている。

みんな自分の頭を持っているのだから、自分の頭で考えてゲームを遊び、

その上で「僕はこのゲームが好きなんだ!!」とハッキリ言えるのであればそれが一番いい。

自分は自分であって、他人では無いんだから。


ということで、どんなゲームも8時間遊ぶ前に投げ出してしまう人は

これを読んで早速実践してみましょう。

それで実際8時間遊べなかったとしても、一切責任は取れませんが・・・。


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