梅田地下街、初の大規模改装へ 「泉の広場」は噴水撤去 - 産経ニュース

梅田地下街、初の大規模改装へ 「泉の広場」は噴水撤去

梅田地下街泉の広場
新たに照明の演出で生まれ変わるホワイティうめだの「泉の広場」
大規模改修する「ホワイティうめだ2期」のイメージ(大阪メトロ提供)
 大阪メトロは12日、昭和38年に開業し老朽化が進む大阪・梅田駅周辺の地下街「ホワイティうめだ」の一部を初めて大規模改修すると発表した。今年5月に閉鎖・着工し、11月下旬に完成予定。
 今回改修するのは、45年に開業して約50年が経過する2期エリアで、梅田駅から東側に延びる全長200メートル。耐震性向上や老朽化対策のため、柱と壁面以外をすべて取り壊し、コンクリートの構造物なども補強して防災機能を強化する。
 テナントは8割を入れ替え、35店舗すべてを飲食店とする。待ち合わせ場所などに利用されている「泉の広場」は、防災面などから噴水を撤去し、照明などを用いて水面などを表現するエリアに生まれ変わる。総投資額は58億円。他のエリアについても順次、改修を検討していく。
 ホワイティうめだは梅田駅の東と北に広がり、面積は1万3720平方メートル。1日約40万人が訪れている。