今回はエロタレスト攻略の中で一番重要な「エロタレストとのアクセストレード」について解説していきたいと思います。
一昔前のアクセストレードは色んなサイトとリンクを結び、お互いに紹介記事を書いたりして相互に読者を送り合う形が一般的でした。自分のサイトとジャンルの近いサイトを探して「うちのサイトとアクトレしませんかー??」とメール送ったするのが普通だったんです。
ですが、現在はエロタレストが強過ぎてアクセストレードも「エロタレストから来たユーザーをエロタレストに送る」だけでそれなりにサイトが成り立つようになっています。アクトレ先が1つになって、アクセス数を監視する手間が無くなったので個人的には嬉しいです。
ではほとんどのライバルサイトがエロタレスト↔エロタレスト間でアクトレをしている現状に対し、どうやって差をつけたらいいのか、僕が見つけた方法をお話していきたいと思います。
アクセストレードの方針
まず基本方針を決めます。①エロタレストとだけアクトレをする、②エロタレストを主軸として他のサイトともアクトレをする、③エロタレストから得たアクセスは完全に他サイトに流す、などなど。
色々バランスはあると思いますが、僕の場合は①でサイトが成長し切ったら②に移行するという方法でサイトを成長させていきました。行けるところまではエロタレスト1本で行って、天井についたら他サイトともアクセスを交換し上限を増やすというイメージです。
アクトレ先はエロタレストだけで十分
冒頭でも書きましたが、現状はエロタレスト1本だけでアクトレは十分です。エロタレストの人気動画ランキングに入るような上位サイトを確認してみて下さい。ほとんどのサイトがエロタレストへのリンクしかないですよね?
この通り上位陣も証明してくれている事から、アクトレ先は悩む必要なくエロタレ1本で十分だと思います。ただ、サイトを複数持っていて自サイトのグループ内でアクセスを循環させたいなど、ほかに理由がある場合はエロタレスト以外のリンクを設置するのも戦略の一つかと思います。
サイトが成長し切ったらインモラルにも登録
運営者毎にそれぞれ違いますが、普通にサイトを運営しているとエロタレストからのアクセスが頭打ちになる天井に必ずぶつかります。ランク2-3辺りでサイトの成長が止まる場合が多いと思いますが、これは複数の要因が絡み合っての結果なのでサイト全体のクオリティを上げなければ天井の突破は難しいです。
このようにエロタレストからのアクセス数が頭打ちになっても、他サイトともアクトレを行う事でサイト全体のアクセス数を底上げする事はできます。最初から複数サイトとアクトレをしない理由は、アクセスの送り先を分散させるとエロタレストのランクが上がりにくいからです。エロタレストのランクを下げないように注意しながら、アクトレ枠を少しずつ他サイトに置き換えるのがコツです。
エロタレスト以外のサイトでオススメのアクトレ先は「インモラル」です。こちらもほとんどの方が知っていると思いますが、エロタレストよりも古くから運営されている元祖アダルトアンテナサイトですね。エロタレストの規模がデカすぎるだけでインモラルもアクトレ先としては十分です。
このように、エロタレストからのアクセスが増えなくなったらランクを下げない程度の余力アクセスをインモラルに送る、という形で僕はサイトを成長させていきました。この時、下で解説している「アクセス元に応じてリンク先を変えるプログラム」を使用して「(元)エロタレスト→(先) インモラル、(元)インモラル→(先)エロタレスト」と同じ枠内でアクトレリンクを切り替えられるのでより効率的にアクトレする事ができます。
効果的なアクセスの送り方
ここからは僕がエロタレスト攻略の極意と考えている「エロタレストにどうやってアクセスを送るか」について解説していきたいと思います。
ここで注意しなければいけないのは、エロタレストへアクセスを送る際にユーザーを騙してはいけないという事です。これは方針とか善意とかではなく、将来のリスクと得られるアクセスを考えると割に合わないという単純な金勘定です。
エロタレストにはペナルティを課せられる色々なルールがありますが、過去に横行したユーザーを騙す行為が都度ルールとして追加されています。曖昧な表現によるリンク、サムネイルの加工、タイトルとサムネイルの内容乖離、など色々ありますが根本はユーザーへの騙し行為を規制しています。
今はルールとして明確に規制されていない騙しテクニックでも、将来的には規制される可能性は十分あります。その時対象となった記事やサイトはどうなるんでしょうか、削除・表示遅延・アカウント削除、とネガティブな可能性が膨らんでしまいますよね。
結局、普通にやるのがメリットとデメリットのバランスが一番いいと思うんです。
エロタレストのブログパーツがマジで優秀
極意とか言っておいて申し訳ないのですが、アクトレのほとんどはエロタレストのブログパーツで賄えてしまいます。僕もRSSから記事データを取得して表示させるブログパーツを作ったんですが、結局エロタレストのブログパーツが最強でした。
ですので、このブログパーツをどうやって魅せるのかを研究しました。選ぶジャンル・コンテンツとの位置関係・表示数やサイズ、これらをコツコツをABテストして最適解を探していきました。どこに何を貼るかはサイト毎に異なるので、正解はありませんが僕は一つ「型」を見つけました。
ジャンルを絞ったブログパーツをキーワードリンクと一緒に並べる
総合ジャンルサイトが前提のサイトデザイン例ですが、ブログパーツは特定のジャンルに絞った物をいくつも掲載すると反応が良くなります。ただし、ダラダラと長く貼ると宣伝感が出てしまい反応が鈍るので、サイト内のコンテンツの一つとしてHタグでジャンルごとに区切って、関連キーワードと一緒に掲載する形が一番反応が良かったです。
で、異なるジャンルをいくつも掲載していると、サイトに訪れるユーザーに人気の高いジャンルと低いジャンルが分かってきます。これはサイト内のアクトレにクリック計測を仕込んで、アナリティクスを分析する事で可能となります。やり方は後で説明しますね。
んで、自分のサイトで人気の高いジャンルのアクトレ枠は上に移動させて下さい。表示場所は上の方が反応良いので。僕は動画リンクの直下から人気順にアクトレ枠を並べていました。
「動画がみれない場合はこちら」リンクが強い
王道のパターンですが、動画リンク直下の「動画がみれない場合はこちら」リンクは非常に強いです。まだ設置してない人がいたらすぐに設置して下さい、驚くほどアクセスが送れますよ。テキストリンク1行でこれほどパフォーマンスを発揮するアクトレ方法を他には知りません。最初に気付いた人は頭良いと思いますね。
カテゴリ内部リンクをプログラムでエロタレストに変える
ユーザーのサイト内回遊を重視する方には使えないテクニックですが、僕は記事内に表示されているリンクはほとんどエロタレストへのリンクに変えていました。カテゴリやパンくずリストなどすべてです。理由は同一ユーザーがサイト内で活発に活動しても儲けが薄いからです。アクトレリンクもhubtraffic系広告も、同一ユーザーが何度踏んでも1回だけしかカウントされません。
なので僕は、PV数よりもUU数を重視するように運営してきました。つまり、1度動画を再生したユーザーには速やかにエロタレストへ戻って頂く、というのがエロタレスト傘下のアダルトサイトでは理想のユーザー行動だと考えています。そのために、サイト内の動画リンク以外をほとんどエロタレストへのアクトレリンクに変えたんです。
当然ですがSEO評価はすごく下がると思います、僕のサイトも検索からの流入はほとんどありません。というかエロタレストから運営をスタートさせて検索に強いアダルトサイトを僕は知りません。
サイトが順調に成長した事からも間違った理屈ではないと思います。サイト内の動画リンクをエロタレストリンクへ変えるソースコードを置いておきますので、SEO評価を犠牲にしてもアクトレを強化したいという方は試してみて下さい。
- <!-- sidebar.phpの辺り -->
- <ul>
- <?php
- $cat_info = get_categories();
- foreach ($cat_info as $category) {
- if($category->count != 0) :
- ?>
- <li><a href="https://movie.eroterest.net/?word=<?php echo $category->cat_name; ?>" target="_blank"><?php echo $category->cat_name; ?></a> (<?php echo $category->count; ?>)</li>
- <?php
- endif;
- };
- ?>
- </ul>
カテゴリ表示の仕組みはwpテーマ毎に微妙に異なるので、改造される方は「sidebar.php」とか探して該当の箇所を見つけて下さい。
エロタレブログパーツをオーバーレイで表示する
オーバーレイ広告の単価が低くて全然お金にならず、困って考え付いたのが「広告がダメならアクトレリンクにしちゃおう」という単純な発想でした。オーバーレイの動きを自分で作ってそこにエロタレストのブログパーツを小さく設置しています。
オーバーレイは広告としては役に立ちませんでしたが、アクトレ枠として活用すると意外にアクセスを送れます。対象デバイスがスマホだけなので絶対数は少ないですが、堅実にアクトレを強化できますよ。
僕が作ったのは最近流行っている上から落ちてくるウザいタイプじゃなくて、昔の下から出てくるやつです。htmlとcssとjQueryをコピペすれば実装できるので、気になる方はお試しください。
- <!-- header.phpの</head>直前に貼り付け -->
- <script>
- jQuery(function() {
- var showFlag = false;
- var pagetop = jQuery('#overlay');
- pagetop.css('bottom', '-30%');
- var showFlag = false;
- jQuery(window).scroll(function () {
- if (jQuery(this).scrollTop() > 100) {
- if (showFlag == false) {
- showFlag = true;
- pagetop.stop().animate({'bottom' : '0'}, 200);
- }
- } else {
- if (showFlag) {
- showFlag = false;
- pagetop.stop().animate({'bottom' : '-30%'}, 200);
- }
- }
- });
- });
- jQuery(function() {
- var pagetop = jQuery('#pageTop');
- pagetop.click(function () {
- jQuery('body,html').animate({
- scrollTop: 0
- }, 400);
- return false;
- });
- });
- </script>
- <!-- footer.phpの</body>直前に貼り付け -->
- <div id="overlay">
- <div id="eroterest_partsv2" class="eroterest_partsv2"></div><script src="//bpm.eroterest.net/v2/?w=&e=&n=3&rn=3&spn=3&sprn=3&fc=&ts=0&tp=&tbg=&tsz=&tr=&tc=&tmc=&tu=1&is=1&mts=0&ds=&dsz=&dr=&dc=&df=&ibg=&ibm=&ids=&ib=&ibc=c7c7c7&ir=0"></script>
- </div>
- /*オーバーレイメニュー*/
- @media (min-width:768px) {
- #overlay {
- display: none;
- }
- }
- @media (max-width:767px) {
- #overlay {
- position: fixed;
- width: 100%;
- background: #ffffff;
- padding: 1px 0px 0px 0px;
- box-sizing: border-box;
- z-index: 12147483645;
- }
- #overlay ul {
- overflow: hidden;
- margin: 0px;
- padding: 0px;
- }
- #overlay ul li {
- display: table;
- width: 23.5%;
- margin: 0px 2% 0px 0px;
- float: left;
- }
- #overlay ul li:last-of-type {
- margin: 0;
- }
- #overlay ul li a {
- display: table-cell;
- color: #333333;
- vertical-align: middle;
- text-align: center;
- height: 60px;
- text-decoration: none;
- font-size: 1.0rem;
- border: 1px solid #b4f0ff;
- border-radius: 5px;
- background-color: #f6f6f6;
- }
- #overlay ul li a:hover, #overlay ul li a:active {
- background: #ffffff;
- }
- #overlay ul li a i.fa {
- display: block;
- width: 26px;
- height: 20px;
- margin: 0 auto;
- background-repeat: no-repeat;
- background-size: 100% auto;
- }
- #overlay p {
- margin: 0px 5px 0px 0px !important;
- }
- }
上記のソースコードは僕のサイトに最適化された物ですので、表示が微妙な場合は各自cssを調整して下さい。
アクセス元に応じて表示するリンク先を変えるプログラム
エロタレストからのアクセスが天井に達してからの話ですが、複数サイトとアクトレをする時に効率上げるプログラムをご紹介します。
まず上記で書いたようにアクトレは基本UU基準で計測しているので、得たアクセスはアクセス元に戻すよりも他サイトに送った方がアクトレの効率は良くなります。今回の場合は、エロタレストから得たユーザーにはインモラルのリンクを表示、インモラルから得たユーザーにはエロタレストのリンクを表示と、下で掲載しているプログラムで切り替える事で両サイトのアクセスを効率良く行き来させる事ができます。
ただこれは基本的な仕組みの話で、実際にやってみるとエロタレストからのアクセスが多すぎて、そのままエロタレストに返すだけでも十分にアクトレが出来てしまいます。そこは仕組みと規模の差を理解しつつ、サイトの全体アクセスを最大化するように双方に送るアクセスをうまく調整して下さい。
特定のアクセス元だけ表示を切り替えるサンプルソースコードを置いておきますので、興味のある方は試してみて下さい。
- <?php $referer = isset($_SERVER['HTTP_REFERER']) ? $_SERVER['HTTP_REFERER'] : null;
- if (preg_match("|^https?://\movie\.eroterest\.net|", $referer)) { //エロタレストからのアクセスの場合 ?>
- <a href="https://www.immoral.jp/index_2.html" class="square_btn">インモラル</a>
- <?php } else { //エロタレスト以外からのアクセスの場合 ?>
- <a href="https://movie.eroterest.net/popular/" class="square_btn">エロタレスト</a>
- <?php } ?>
上記のサンプルコードはエロタレストからのユーザーにはインモラルへのリンクを表示し、エロタレスト以外からのユーザーにはエロタレストへのリンクを表示します。
「single.php」や「page.php」などで任意の場所に貼り付けて、表示したいコンテンツをリンクと置き換えて使って下さい。ただし、<?php ~ ?>で囲まれているphpエリアとhtmlエリアに気を付けて下さい。「<?php」や「?>」の数が合わないと画面が真っ白になりますんで、注意して作業して下さい。
アクセス分析とアクトレ改善(PDCA的なやつ)
分析って言うと難しくて面倒くさそうに感じてしまいますんで、下で説明しているようにやる事を絞ってみました。要はアクトレリンクのクリック回数をサイトデザイン変更の前後で比較できればいいんです。
準備さえ整えれば、自サイト内の人気コンテンツと人気のないコンテンツが明確に見えて楽しいですよ。苦労して作ったサムネイルよりも、キーワードだけのテキストリンクが予想外にクリックされている場所に気付く事もできます。
すべてのweb系コンテンツに通じる問題解決手法なので、ぜひ覚えて帰って下さい。
サイト内のアクトレリンクにクリック計測を仕込む
まずは自サイト内のどのリンクがどれくらいクリックされているかを調べます。当然ですが、この情報がなければ現状の把握も改善の評価もできませんので、分析において一番大事なポイントになります。
普通にリンクをクリック計測する場合は、すべてのaタグに1つずつ「onclick=”gtag(~ );”」を仕込まなくてはいけないんですが、面倒なので指定したクラス名のクリック計測をまとめてできるプログラムご紹介します。
作業的には下に記載しているソースコードを</body>の直前にコピペするだけです。
ソースコードはこんな感じです。
- <script type="text/javascript">
- jQuery(function() {
- jQuery("[id *= 'eroterest_partsv'], [id *= '計測したいリンクのid名①'], [id *= '計測したいリンクのid名②']").click(function(e) {
- var id = jQuery(this).attr('id');
- var ua = navigator.userAgent;
- if (ua.indexOf('iPhone') > 0 || ua.indexOf('Android') > 0 && ua.indexOf('Mobile') > 0) {
- gtag('event', 'click', {'event_category': id,'event_label': 'SP'});
- } else if (ua.indexOf('iPad') > 0 || ua.indexOf('Android') > 0) {
- gtag('event', 'click', {'event_category': id,'event_label': 'TB'});
- } else {
- gtag('event', 'click', {'event_category': id,'event_label': 'PC'});
- }
- });
- jQuery("[class *= '計測したいリンクのclass名①'], [class *= '計測したいリンクのclass名②'], [class *= '計測したいリンクのclass名③']").click(function(e) {
- var id = jQuery(this).attr('class');
- var ua = navigator.userAgent;
- if (ua.indexOf('iPhone') > 0 || ua.indexOf('Android') > 0 && ua.indexOf('Mobile') > 0) {
- gtag('event', 'click', {'event_category': id,'event_label': 'SP'});
- } else if (ua.indexOf('iPad') > 0 || ua.indexOf('Android') > 0) {
- gtag('event', 'click', {'event_category': id,'event_label': 'TB'});
- } else {
- gtag('event', 'click', {'event_category': id,'event_label': 'PC'});
- }
- });
- });
- </script>
使い方は簡単で、3行目と14行目にクリックを計測したいリンクのid名かclass名を入力して下さい。指定は部分一致なので、ページ内のすべてのエロタレストパーツのクリックを計測したい場合は[id *= ‘eroterest_partsv’]と入力すれば、すべてのパーツのクリックが個別にgoogle analyticsに集計されます。
設定が終わったらユーザーがリンクをクリックしてくれるまでしばらく放置した後、「google analytics > 行動 > イベント > 概要」を確認して下さい。リンク毎のクリック数が記録されていれば成功です。
クリック数はクラス名別・デバイス別に記録されていきますんで、この数値を元にユーザーの行動を分析して下さい。
アクトレリンクのCTRに注目する
クリック数という指標を得た事でアクトレリンクのCTRを計算できるようになります。計算は「クリック数/PV数=CTR」という簡単なもので十分です。例えば1,000PVのページで10回クリックされていれば、CTRは1%と表現します。
ここから先はこのCTRの向上に全力を注ぎます。とにかくアクトレリンクをクリックしてもらう事に注力して下さい。クリック率の悪いアクトレ枠はどんどん潰して新しい物に変えていきましょう。
上の「効果的なアクセスの送り方」で解説したアクトレ方法を一つずつ試しながら、アクトレリンクのCTRを比較して反応の良いものだけを残していきます。このブラッシュアップの繰り返しでアクトレ率の高い効率の良いサイトが出来ていきます。
そして、CTRの比較を行う際には次で説明する「ABテスト」の考え方が非常に役に立ちます。
結局ABテストが最適化の最強手法
ABテストというキーワードは聞いた事があると思いますが、実際に試した方は少ないんじゃないでしょうか。二つ以上の異なるコンテンツを表示してユーザーの反応を調べるという単純なものです。
このABテストという改善手法は大規模サイトや予算の大きい企業サイトだけでなく、僕達のような零細サイトの運営者でも利用できる強力なツールです。ABテストを行うには本来それなりのアクセス数を確保する必要があるんですが、アクセスだけは多くなるアダルトサイトとABテストは相性抜群なんです。数日で大きな差が生まれる事も珍しくありません。
ABテストとググると高度な専門サイトばかりがヒットして学ぶ気が削がれますが、すぐに実践できるようにアダルトサイトの改善に必要なポイントだけをまとめて解説していきます。
異なるコンテンツを確率で表示させるプログラム
アクトレ改善でABテストを行う際に必須のプログラムをご紹介します。「1つの枠内でアクセスの度に確率で表示を切り替える」機能です。つまり、同じ状況下で二つ以上のコンテンツの比較が可能になります。
例えばブログパーツAとブログパーツBのCTRを調べる際、二つ並べては厳密な比較になりません。上下でも左右でもどちらかに場所的な有利不利が生まれるからです。下に行けば行くほどレスポンスが悪くなるのは経験で理解されていると思います。
では、同じ場所で期間を区切って掲載してCTRを比較してはどうか。これも比較になりません。同じ時間に掲載していなければサイトが置かれている状況が変わってしまいます。つまり、サイトランク2の期間とサイトランク4の期間のCTRを比較しても意味がちょっと違うのと同じ理由です。
このように同じ場所・同じ時間に異なるコンテンツを表示しなければ比較にならない、という矛盾を解消するために必要なプログラムなんですね。
ソースコードはこんな感じです。
- function content_ABtest() {
- $content_rand = array(
- '
- <a href="https://www.yahoo.co.jp/" target="_blank">yahoo</a>
- ',
- '
- <a href="https://www.google.com/" target="_blank">google</a>
- ',
- '
- <a href="https://www.msn.com/" target="_blank">MSN</a>
- '
- );
- $content_rand = $content_rand[mt_rand(0, count($content_rand)-1)];
- echo $content_rand;
- }
上記の例ではyahooとgoogleとmsnのリンクが確率で表示されます。実際にはクリック計測機能を持ったアクトレリンクや広告コードに置き換えて使用して下さい。
表示するコンテンツは上記例のリンクのようにカンマ区切りでいくらでも増やす事が出来ますが、検証コンテンツを増やすほど有意差(誤差ではない差の事)が現れるまでに多くのアクセスが必要になってしまうので、1度に検証する数は2-3個をオススメします。
このソースコードを「functions.php」に貼って「single.php」や「page.php」などのコンテンツを表示したい場所で「<?php content_ABtest(); ?>」の形で呼び出して使って下さい。
この下の広告リンクは上記のABテストプログラムを使って5種類の広告を表示しています。サイトを更新するごとに確率で表示が切り替わっている事が確認できます。
で、僕はこの広告リンクのCTRを見て一番反応の良い広告だけを残せば、ABテストのおかげで儲かっちゃうという事ですね。
検証する項目は「数」「場所」「ジャンル」
ABテストを覚えると何にでも使ってみたくなりますが、僕が検証した限りではアダルトブログでは「コンテンツを設置する位置」「表示する数」「表示するジャンル」の三つの検証だけで十分効果を発揮します。
逆に言えばABテストの解説サイトで良く例に出される「色を変える」とか「ボタンの形を変える」とかは全然意味なかったです。僕のサイトだけの話かもしれませんので試してみても良いんですが、優先順位は後回しでも構わないと思います。
まとめ
今回の記事では僕が得たエロタレストとのアクトレのコツを、ライトな物からマニアックな物までこれでもかっ!と詰め込みました。自分ではかなり深くアクトレを研究していると思うのですが、いかがでしたでしょうか?
使えるような有益な情報があったら是非実践してみて下さいね、やらないと意味ないですよ。
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