Firefoxアドオン無効化問題対策(中間CA証明書失効のため)
「Firefox」でインストール済みアドオンが利用不能になる問題が発生中
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1182954.html

問題の原因は、アドオンの署名に利用されている中間CA証明書の有効期限が切れたためであるようだ。


簡単なものから順に(1が一番簡単)
1.右上の≡をクリック→⚙オプション→プライバシーとセキュリティー→
「Firefox が技術的な対話データを Mozilla へ送信することを許可する」
「Firefox に調査のインストールと実行を許可する」
「Firefoxにパーソナライズされた拡張機能のおすすめを許可する」
「Firefoxがあなたに代わって未送信のクラッシュレポートを送信することを許可する」
にそれぞれ全てチェックを入れてFirefoxを再起動、又は数時間待つ


2.https://normandy.cdn.mozilla.net/api/v1/recipe/761/の
https://storage.googleapis.com/moz-fx-normandy-prod-addons/extensions/hotfix-update-xpi-intermediate@mozilla.com-1.0.2-signed.xpi
のxpiアドオンファイルを手動インストール。リンクを開いて許可するだけ。about:studiesで結果を確認できる。


3.URL欄に about:config と入力
動作保証外になります!と警告されるが、[細心を払って使用する] をクリック
app.update.lastUpdateTime.xpi-signature-verificationの値を1556945257 に設定する。
(2.のアドオンがやっていることを手動でやる)



4.古いバージョンの人は
・エクスプローラーのフォルダーオプションから「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックを外す

signingca1addonsmozillaorg.crt を開く
・Firefoxに signingca1addonsmozillaorg.crt をドロップ
・「証明書のインポート」ダイアログが出るのでOKする(チェックボックスは何もチェックしなくていい)
(2.のアドオンがやっていることを手動でやる)

証明書デコーダ(オンラインサービス)sslshopper.com


5.URLバーからabout:supportを開く。
プロファイルフォルダーを開く。
お好みのエディター(Notepad++が置換機能が便利でオススメ)でextensions.jsonを開く。
"appDisabled":true をすべて "appDisabled":false に置換する。
"signedState":-1 をすべて "signedState":2 に置換する。
ファイルを保存する。
Firefoxを再起動する。
URLバーからabout:addonsを開く。
各アドオンを無効化してから有効化すると再度使えるようになる


6.Firefox 56でアドオンの状態を強制的に再チェックする方法

・F12で開発者ツールを開く
・F1で開発ツールオプションを開く(右上の方にあるギアのアイコンから開発者ツールのオプションを開く)
・「ブラウザーとアドオンのデバッガーを有効化」にチェック
・Ctrl+Shift+Jでブラウザーコンソールを開く
・以下の2行をコピペしてEnter
var { XPIProvider } = Components.utils.import("resource://gre/modules/addons/XPIProvider.jsm", {});
XPIProvider.verifySignatures();


7.たぶんFirefox 56で証明書のインポートと6.を両方やるスクリプト Firefox56(?)以下用
devtools.chrome.enabledをtrueにしてctrl-shift-Jで出てくるブラウザコンソールに打ち込むと治るスクリプトcertscript.txt
about:configをひらく(URLを右クリックしてメニューからリンクのURLをコピー(A)を選び、URLバーに貼り付けてエンターキー)
devtools.chrome.enabledを入力して検索する
devtools.chrome.enabledをダブルクリックして値をTrueに変更する
CtrlキーとShiftキーとJキーを同時押し
上記certscript.txtの中身をコピペしてエンターキーを押す