数学の全ての分野の中で圧倒的に経験値が低いのが数Ⅲ。とにかく数Ⅲに弱い。そのため、青チャートで数Ⅲを勉強するのは荷が重すぎるなとは前から考えていた。

そこで今日書店に行き白チャート数Ⅲを立ち読みしてみた。すると白チャートの有用性が色々と見えてきた。

1.例題数が少ない

青チャート数Ⅲは300題というとてつもない量の例題が収録されているが、白チャートは微分方程式を含めても223題とかなりスリムな分量に抑えられている。サッサと数Ⅲの基礎を固めてしまいたい僕にとってこの例題数は適量。

2.難問は章末にまとめてある

青チャートはコンパス1の問題もコンパス5の問題もごちゃ混ぜに収録してある。すでに教科書レベルをマスターした実力者が武者修行感覚で使用するにはこの方式がいいんだろうけど基礎からじっくり取り組みたい人にとっては難問で足止めを食らってしまうためやりにくい。また章の理解度によっては発展問題を飛ばす、という使用法も取ることができ作戦が立てやすい。苦手な受験生への配慮が行き届いている。

3.解説とまとめが丁寧

これこそ白チャート最大のウリといえる。青チャートと比べると明らかに解説とまとめが丁寧。必要最小限の内容に留めてあるのでわかりやすい。

以上の有用性から、数Ⅲは白チャートで進めていくことにした。数I〜数Bはそれなりに経験値があるので青チャートで進めていく。発展事項を補足したくなったら「荻野の勇者を育てる数Ⅲ」で補充すればいい。