挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~ 作者:月夜 涙(るい)

第九章:回復術士は新たな道を示す

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
173/173

プロローグ:回復術士のラストフライト

一ヶ月お休みをいただきましたが、今日から九章! 連載再開です。お楽しみに!

 飛行機が空を舞っていた。

 乗っているのは、俺、フレイア、クレハ、セツナ、グレン、そして大事な荷物。

 イヴはここにはいない。

 魔王としての仕事があり、一足先に竜騎士たちと共に魔王領に戻っている。

 俺はジオラル王国でやるべきことをやったあと、イヴを追いかけて魔王領に行くつもりだ。

 愛しい女がいるからであり、やり残しの仕事を終らせるために。


「やっぱり、かなりまずいな」


 機体にかたりガタが来ている。

 そのため、フレイアに任せず俺が操縦している。

 さきの戦いで大破し、修復は行っているのだが、材料である竜素材は手に入らず、無理やりつなぎ合わせただけであり、完全な修復はできていないのだ。


 鉄などと違い、溶かして再成形とはいかない。

 修復後も何度かだましだまし使っているのだが、折れた箇所を無理に補強したせいで他の箇所に負担が集まっており、フレイアが操縦しているときに別の箇所が逝った。

 もう、ごまかしすら限界だ。

 速度は落ち、耐久力もない、ちょっとでも無理したらばらばらになってしまう、そんな状態で飛んでいる。


「さすがはケアルガ様ですね。私、怖くて操縦できる気がしません。この前、ぼきってなったとき、もう駄目だって思っちゃいました」

「これを作ったのも修理してるのも俺だからな、どこがどれだけやばいか、どこまで無理できるかがわかるんだ。それでも、かなり危険で疲れるが」

「交代してあげたいのですが、ごめんなさい」


 綱渡りのような操縦を要求される、フレイアに任せるほうが自分で操縦するより神経を使う。

 ここは我慢して俺が操縦するしかない。


「出発前に言っていたわよね。これが最後のフライトだって。飛行機、けっこう気に入っていたから残念よ」

「心配するな、竜素材を使わない飛行機を作って見せるさ」

「ああ、いいですね。もう、飛行機なしの旅なんて考えられません」

「それには私も同意するわ。これから何度も魔王領とジオラル王国を往復するだろうし、徒歩の旅なんてぞっとするもの」

「片道に速くても二週間はかかるしな。……イヴは竜の死体を譲ってくれるとは言っているが、いつまでも甘えているわけにはいかない。人の力だけで作れる飛行機はいる」


 安定供給と量産は課題だった。

 ちょうどいい機会とも言える。


「でも、できるんですか? 竜の素材を使わないで飛行機なんて」

「ようは、竜素材に匹敵するほど強度と軽さを両立できる素材があればいいんだ。なんとかできるよ」


 脳内にある、賢者の記憶に該当するものがあった。

 若干性能は落ちるし、材料の調達が面倒なのだが可能だ。

 ジオラル王国でやるべきことが終われば新たな飛行機を作る。

 すぐにでも魔王領に向かいたいところだが、壊れかけの飛行機を使ったり陸路を行くよりも結果的に安全かつ速い。


「さすがです! 新しい飛行機も楽しみです。それはそうと、だいぶ暗くなってきましたね。あとどれぐらいで着きそうですか?」


 目的地はジオラル王国内にある、新王都だ。

 旧王都はブレットの軍勢によって壊滅している。

 精鋭たちをブレット討伐に派遣し、主力を陽動として吐き出していた王都に抵抗するすべはなかった。

 だから、王都での戦いは時間稼ぎい終始し、その間に指揮系統を維持できる予備施設へとエレンを始めとした主要人物は避難した。

 そこを目指ている。

 明朝に出発し、深夜まで飛ぶことで行きでは二日かかった道のりを一日で行く予定だ。


「深夜にはなんとかな」

「あの、夜間飛行なんてして大丈夫なんですか?」

「忘れたか、俺の瞳を」


 俺の瞳が翡翠色に輝く。


「【翡翠眼】……たしかにそれなら夜だって問題ないです。でも、それって長時間の使用は結構疲れるはずじゃ」

「まあな。目的地に着くころにはぼろぼろになる。戦いが控えているなら、こんな無茶はせず、一度着陸して休む。どっちみち、今回はそれは選べないけどな。この飛行機で着陸したら、次に飛べるかも怪しい。一日で行くしかない」


 フレイアとクレハが動揺して息を呑む。


「ねえ、まずいとは聞いていたのだけど、そこまでまずかったのね」

「ああ、そこまでまずい。だから事前に言っただろ。最後のフライトだって」


 愛着があるこいつと最後だと言ったのは、伊達や酔狂じゃない。


「なら、迎えが来るまで待てば良かったのではないでしょうか?」

「そんなことしていたら、よその国からのお客様が先に着くからな。あのクソ野郎の身柄を渡すように言われたら面倒だ」


 すでに世界各地にブレット討伐の報は届いている。

 今回の戦いはあまりにも規模が大きく、戦後処理で主導権を取るために、ブレットを手に入れたいと思っている国が多い。

 道理を考えれば、ブレット討伐において圧倒的な戦果を残したジオラル王国が手動を取るべきであり、それは誰もがわかっている。

 そして、わかっていてなお自国の利益のために道理を捻じ曲げるのが国なのだ。

 多少強引な手を使っても、今回の戦犯を『保護』しようとする。


「ふふふっ、ケアルガ様ったら照れ隠ししちゃって」

「あら、なにか知っているのかしら?」

「昨日届いたエレンちゃんの報告書を見て予定を早めたんです。いつもどおり、要点がしっかり求められていた資料だったんですけど、最後に会いたいって書いて消した跡が。それを見て、ケアルガ様の顔色が変わったんですよ」

「……それがないとは言わない」


 一刻も速く帰還するのは戦略上必要なことだ。

 だが、同時に今回の功労者をねぎらってやりたいとも思っている。

 この話は少々照れくさい、話題を変えよう。


「セツナ、グレン、ちゃんと見張っているか?」

「んっ、ばっちり。怪しいことをしようとしたら、処分する」

「ご主人様、何度も言っているの。こいつからはもうかけらほどもばっちいのはないの。グレンが見張る必要はないの」


 後部席にいるのはセツナとブレット、それに子狐モードのグレン。

 もっともブレットは特製の麻痺毒を飲ませ、両手両足を砕き、腱を切った上で縛り、猿ぐつわを噛ませ、目隠し、拘束具を着せている。

 さらには、フレイアの手で全身に魔術式を彫られている。

 ジオラル王国に伝わる拷問術であり、拘束術だ。

 いくら魔力を集めても肌に刻まれた魔術式に魔力が流れ、あたりを無意味に照らす魔術へと変換される【魔術士殺し】

 そして、万が一黒い力の残滓があれば、残滓程度なら神獣グレンがかき消す。


「あの、そこまでやっていれば何もできないと思いますよ」

「ブレットじゃなければな。こいつなら、この状況からでも何かできるかもしれない」


 薬で動けず、拘束されており、拘束が解かれたとしても動けないよう骨は砕かれ、腱は切られ、魔術すら封じられた。

 理論上、何一つできることはない。

 それでもこいつならと考える。


「……用心しすぎに見えるけど、ケアルガの言う通りだとも思う。ここまで私たちを苦しめて、たった一人で世界を滅ぼしかけた人だもの」

「こいつの恐ろしいところは、その精神力だよ。どんな状況だろうが諦めず、正解を選び続けることだ。今日まであれだけの拷問をしてなお、運送用の措置をしたとき笑っていたんだぞ」


 共に戦った精鋭たちの中にも、家族や友、恋人を黒い化物に奪われ、ブレットを恨んでいるものは非常に多い上、ありとあらゆる情報を引き出すために拷問が必要という建前があった。

 だから、俺が復讐を行う前に、ジオラル王国の精鋭たちに好きにさせた。

 今回連れてきたのは、軍じゃなく、国内の特級戦力だ。

 ゆえに、拷問のプロフェッショナルもいる。

 そして、ジオラル王国はその国柄から、拷問を行う機会は非常に多く、拷問のプロの練度、技術、残忍さは世界一。


 それだけの技術を持ったプロが、憎しみを込めて行う拷問はこの世の地獄だ。ある意味、俺がやるよりむごい。

 見学させてもらったが感心したものだ。一時間もあれば、どんな高潔な騎士もプライドを捨て、命乞いをすると確信した。

 そんな拷問を数日間受け続け、それでもなおブレットは壊れていない。


 今の所、やつは何も動いていない。

 だからこそ、逆に怪しいと思っている。

 向こうへついて、俺が用意した趣向で復讐さえ終えれば殺す。

 死体は、この世界の敵として公開し辱めてやろう。

 ……欲を言えば、生きたまま辱めてやりたいのだが、それはあまりにも危険すぎる。


 そして、飛行機は空を飛び続ける。

 太陽が落ちた。

 今日は曇りで、月明かり一つない空、【翡翠眼】がなければただの自殺行為だろうな。

 そんな中、慎重に飛び続け、いよいよ目的地が見えた。


「さあ、そろそろ高度を下げる。全員、祈っておけよ」

「えっと、何をでしょう?」

「決まっているわ。着地の衝撃で飛行機がばらばらにならないようによ」

「んっ、ばらばらになってもなんとかする」

「ご主人様、さっさと上着を緩めるの! そっち行くの!」


 この中で一番身体能力が低い、フレイアから悲鳴が聞こえ、必死な顔をした子狐がするりと俺の上着の中に潜り込み、顔だけ出す。そこが一番安全んだと思っているのだろう。


 苦笑し、機首を落とす。

 ゆっくりと高度を下げる。

 いつもの調子でやれば翼が折れる。


 風のクッションで衝撃を殺しつつ、滑らせるようにして胴体着陸。

 風のクッションを前方に展開することで失速させていく。

 殺せなかった衝撃が機体を揺らし、左翼が折れ、胴体にヒビが入った。

 その瞬間、感覚でわかった。

 ああ、こいつはもう二度と飛べない。

 完全にスピードが止まる。


「なっ、なんとか持ちました」

「ぎりぎりだったわね」

「ちょっと怖かった」

「やっぱり飛行機は嫌いなの!」


 それぞれに完走を言いながら飛行機を降りる。

 クレハがブレットを抱えて、城を目指す。

 俺は一人残り、飛行機の機首を撫でる。


「お疲れ様、おまえがいなければ、間に合わなかった。ありがとな」


 先の戦争は飛行機があったからこそ、無茶な作戦ができた。

 こいつも今や立派な相棒だ。

 最後まで飛び続けたこいつに感謝し、こいつと飛んだ経験を新型に活かす。そうすることで、こいつはこれから作るすべての飛行機の中で生き続けるんだ。


「ケアルガ様、どうかなさったんですか?」

「いや、なんでもない。そっちに行く」


 久しぶりにエレンの顔を見る。

 元気でやっているといいんだが、きっと仕事に忙殺されているだろうな。

 俺たちの仕事は戦うことで、ブレットを倒したときに終わったが、エレンの仕事はむしろ戦いの後のほうが多いのだから。

 せめて、少しでも気持ちが楽になるよう、俺が癒やしてやろう。

いつも応援ありがとうございます! 「面白い」「続きが気になる」と思っていただければ画面下部から評価していただけると幸いです!

2/1 角川スニーカーから回復術士のやり直し 五巻が発売
同時発売の『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』の一巻を購入するとしおこんぶ先生の書き下ろしシオリが手に入る連動キャンペーンがあります
セツナとの結婚イベントも読めますので、回復術士と一緒に、暗殺貴族の一巻も買っていただけると幸いです!
特設ページにてドラマCDのキャスト公開、視聴もできますよ!
↓の画像をクリックで特設ページに!
bd6acc321a1444088f784d5f375aa00a.jpg

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全435部分)
  • 25676 user
  • 最終掲載日:2018/12/01 21:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全281部分)
  • 35242 user
  • 最終掲載日:2019/05/05 19:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全468部分)
  • 31973 user
  • 最終掲載日:2019/04/29 22:25
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全252部分)
  • 28448 user
  • 最終掲載日:2019/04/30 00:00
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

※漫画版もあります! コミック アース・スター( http://comic-earthstar.jp/detail/sokushicheat/ )さんで連載中!//

  • コメディー〔文芸〕
  • 連載(全142部分)
  • 23379 user
  • 最終掲載日:2019/03/17 10:23
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版、アニメ版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還さ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全931部分)
  • 26807 user
  • 最終掲載日:2019/04/30 10:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全519部分)
  • 25430 user
  • 最終掲載日:2019/04/30 22:32
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 26032 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
(´・ω・`)最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン

※書籍版3巻は3/29発売です! コミック1巻は4/12ですよろしくね!※  至高の恩恵(ギフト)を授かり、勇者となった男がいた。彼は魔王を倒し、人の世に平穏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全115部分)
  • 23281 user
  • 最終掲載日:2019/04/12 12:12
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 25288 user
  • 最終掲載日:2018/05/21 12:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2087部分)
  • 23138 user
  • 最終掲載日:2019/05/05 18:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全353部分)
  • 36139 user
  • 最終掲載日:2019/04/20 18:00
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全478部分)
  • 25035 user
  • 最終掲載日:2019/04/01 23:45
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 29414 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~

 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全612部分)
  • 22818 user
  • 最終掲載日:2019/04/01 20:05
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全373部分)
  • 24296 user
  • 最終掲載日:2019/04/11 22:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 34168 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全147部分)
  • 23209 user
  • 最終掲載日:2019/05/01 17:41
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

 勇者の加護を持つ少女と魔王が戦うファンタジー世界。その世界で、初期レベルだけが高い『導き手』の加護を持つレッドは、妹である勇者の初期パーティーとして戦ってきた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全143部分)
  • 25748 user
  • 最終掲載日:2019/04/26 19:09
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版15巻+EX巻、コミカライズ版7+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全626部分)
  • 33287 user
  • 最終掲載日:2019/05/05 18:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全222部分)
  • 25512 user
  • 最終掲載日:2018/10/24 20:00
転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

 ブラック企業に酷使された男が転生したのは、ステータスやスキルのある世界。  その世界で彼は、冒険者になることさえ難しい不遇職『テイマー』になってしまう。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全128部分)
  • 23235 user
  • 最終掲載日:2019/05/03 19:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全138部分)
  • 28614 user
  • 最終掲載日:2019/04/30 02:31
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中

4/28 Mノベルス様から書籍化されました。コミカライズも決定! 中年冒険者ユーヤは努力家だが才能がなく、報われない日々を送っていた。 ある日、彼は社畜だった前//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全169部分)
  • 29712 user
  • 最終掲載日:2019/05/01 18:06
陰の実力者になりたくて!

【書籍2巻発売中!】  どこにでもいる普通の少年が――実は最強。  そんな『陰の実力者』に憧れた少年が異世界に転生する。  実力を隠して学園に入学し……誘//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全190部分)
  • 24381 user
  • 最終掲載日:2019/04/28 00:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 27639 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 26948 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全379部分)
  • 24689 user
  • 最終掲載日:2019/04/26 00:00