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【野球】

東海ボーイズ主将・平、4打点大爆発 読売杯中日本大会開幕

2019年5月4日 紙面から

2回表、東海1死二、三塁で平が右中間に2点適時三塁打を放つ=大飯球場で

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 中学硬式野球のボーイズリーグ第34回読売杯中日本大会は3日、福井県内で開幕し、1回戦16試合があった。東海ボーイズは14安打と打線が奮起。17-3で高岡ボーイズに4回コールド勝ちして初戦を飾った。東海は平雅人三塁手(愛知県半田市立乙川中3年)が2本の長打で4打点をあげる活躍を見せた。

 主将の一振りがチームに弾みをつけた。東海は1回、藤井の犠飛で先制した後の2死二、三塁で、平が左越えに追い打ちの2点適時二塁打を放ち、流れを引き込んだ。

 「ストレートが多かったから狙っていた。2球目に真ん中の甘いタマが来たので仕留められた」と話すヒーローは、2回にも1死二、三塁で右中間に適時三塁打して2点を加えた。「チャンスだから、最悪でも外野フライのつもりでした」。してやったりの表情だ。

 杉浦浩監督(58)は「チャンスに強いキャプテンです。カウントが追い込まれても結果を出してくれる」と全幅の信頼を寄せる。練習では振り遅れるケースもあったが、踏み出す足を速めに着いて、前でさばくことをアドバイス。調子が再び上昇した。

 平は学業でも学年でトップクラス。中でも、理数系が得意という。「一番頭がいいので、主将を任せた。練習態度も真面目。もっと強引にチームを引っ張ってくれていい」と指揮官は注文する。平は「自分は投手に声をかけたり、プレーで仲間を元気づけます」とチームの先頭に立つつもりでいる。 (高野行正)

 ▽1回戦

東海ボーイズ 3932―17

高岡ボーイズ 0201―3

 (4回コールドゲーム)

(東)後藤、中野-江崎

(高)上田、竹沢繁、河原-竹沢咲、高畑

 

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