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【ゴルフ】

鈴木愛、コースレコード65マークで首位発進

2019年5月4日 紙面から

第1日、18番で笑顔を見せる鈴木愛。7アンダーで首位=浜野GCで

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◇パナソニックL<第1日>

 ▽3日、千葉県市原市・浜野GC(6566ヤード、パー72)▽晴れ、23度、西南西2・1メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽108選手(うちアマ6人)▽観衆5884人

 2017年賞金女王の鈴木愛(24)=セールスフォース=が1イーグル、5バーディー、ノーボギーでコースレコードの65をマーク、7アンダーで回り単独首位に立った。2週前の交通事故を乗り越え、今季2勝目へ突っ走る。1打差の6アンダー2位に稲見萌寧(もね、19)=都築電気、5アンダー3位に永井花奈(21)=デンソー、高木萌衣(めい、22)、ジョン・ジェウン(韓国)の3人が続いている。

 国内女子ゴルフの令和時代は鈴木愛で幕開けだ。「今年初めて100点のゴルフができたかなと思います」。コースレコードをマークした快進撃は、3番パー4でのチップインバーディーから始まった。グリーン左ラフからの15ヤードを58度ウェッジで放り込んだ。

 6番で3メートル、7番では5メートルを沈めた。8番パー5では残り68ヤードの第3打をカップインさせてイーグル。11、12番も連続バーディーだ。「10番、13番のピンチも3メートル、4メートルのパーパットを決められたし、久しぶりにかみ合ってストレスなくできた」。今季自己ベストでもある65。「新しい元号でもたくさん優勝したい」。昨年9月のマンシングウェア東海以来の首位発進となった。

 前週「あまりに入らなさすぎて、どうでもいいや、と思ったことがきっかけ」でピンを抜かずにパットするようになったことも「カップの真ん中(のピン)にガシャンと当たって入るイメージで距離感もよくなった」と奏功した。

 2週前、タクシー乗車中に衝突事故に遭い、腰を痛めた。「体がよくない分、無理をせず考え方もシンプルになってる。ちょうどいいかな。怒ると体に悪いので」。災い転じて福にしてみせる。 (月橋文美)

 

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