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【芸能・社会】

忌野清志郎トリビュートコンサート 日比谷野外大音楽堂で 木村拓哉ら出演

2019年5月5日 紙面から

フィナーレで勢ぞろいした出演者=日比谷野外大音楽堂で

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 2009年5月2日にがん性リンパ管症のため58歳で亡くなった、ロックスター忌野清志郎さんの追悼トリビュートコンサート「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー」のファイナル公演が4日、東京・日比谷野外大音楽堂で行われ、木村拓哉(46)、竹中直人(63)、夏木マリ(67)、のん(25)、斉藤和義(52)、山崎まさよし(47)、BEGIN、脚本家で俳優の宮藤官九郎(48)ら生前に親交があった33組が出演。計27曲を披露し集まったファン約3000人を熱狂させた。

 清志郎さんの死去から7日後の09年5月9日、東京・青山葬儀所で「忌野清志郎 AOYAMA ROCK’N ROLL SHOW」と題したロック葬を開催。11年から17年までは毎年5月、日比谷野音や日本武道館などで同コンサートが開催されたが、今年でファイナルを迎えることになった。

在りし日の忌野清志郎さん

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 木村は97年の主演ドラマ「ギフト」(フジテレビ系)で清志郎さんと共演。以後、公私ともに親交を深め、「SMAP×SMAP」(同)などで何度も共演。追悼コンサートのファイナルに花を添えるべく、主催者側が出演をオファーしたところ木村が快諾した。

 木村の出演は一部の関係者とアーティストにしか知らされていないサプライズ。本編の最後にBEGIN、山崎、斉藤らが清志郎さんの「JUMP」を歌う中、山崎から「木村拓哉!」と呼び込まれステージに登場した。

 木村は全身黒ずくめのファッション。観客の大歓声を受けながら、天国の清志郎さんに届けとばかりに同曲を熱唱しノリノリでパフォーマンス。歌い終わると共演者たちとガッチリと抱き合った。最後に再び「サプライズゲストは木村拓哉!」と紹介されると、深々と一礼しステージを後にした。

 当初は1曲の予定だったが、木村の希望でアンコールにも登場。清志郎さんがリーダーをつとめた「RCサクセション」の代表曲「雨上がりの夜空に」を、ほかの出演者たちとともに熱唱し清志郎さんを追悼した。

<その他の主な出演者> 鮎川誠(シーナ&ロケッツ)、清水ミチコ、高野寛、Char、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)、仲井戸麗市、浜崎貴司(FLYING KIDS)、真心ブラザーズ、増子直純(怒髪天)、宮本浩次(エレファントカシマシ)、矢野顕子

 

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